とぶくじらのこどもミュージカル
『不思議の国のアリス』公演が
3公演とも無事に大成功で終わりました!
リハーサル、ゲネプロまで
ガタガタしましたが、
本番だけは大成功!
今の今、時が来た時に
輝きを放つこどもたち。
それはまさに、
今年作品の中で、
イモムシがちょうちょになって
羽ばたくのと同じです。
ちょうちょになりたいから、とか、
なりたくないけど、とかではなく、
自分のためとか、
誰かのためとかでもなく、
今の今、時が来たから、
この瞬間に羽ばたき、輝く!
それは仲間とともに
積み重ねてきた喜びの時間が、
自分の中に栄養として
しっかり蓄えられたからです。
一人一人、
素晴らしい思い出があり、
成長の物語があり、
友情がありました。
楽しいばかりじゃありません。
人間関係や自分の弱さや
たくさんの期待など、
苦しかった時間も乗り越えたからこそ、
時が来て羽ばたけた子もいました。
みんなみんな素晴らしくて、
私はもう嬉しいばかりでした。
裏を支えてくれた
プロのスタッフの方も
とぶくじらのスタッフの方も
本当に良い方ばかりでした。
協力的でこどものことを
みんなが考えてくれていました。
保護者の方も、
いっぱい支えてくださいました。
お客様もたくさん
舞台を盛り上げてくださいました。
過去の仲間たちも
たくさん来てくれました!
みんな成長していて、
会えて嬉しかったです。
本当に感謝でいっぱいです!
未来を開くの扉は無数にあるのに、
アリスはカギを見つけても、
どれも開けることができません。
でも、自分が変われば、
自分の開けるべき扉を
見つけることができます。
今年はとぶくじら初の
全面スクリーンを作りました。
それが、この無数に扉がある
大広間です。
アリスは結局、
開けることはできたけれど
その時は行きつけなかった扉の向こうに、
遠回りしながら、
成長した頃にたどりつきます。
憧れた景色を手に入れた時には、
もう次の景色を
みたいと思っているアリス。
こどもの成長は計り知れません。
私も成長して、
来年度の『西遊記』にむかいます。
でも、まずは、
片付けを丁寧にして、
一つ一つを心にとどめたいと思います。