子どもたちに会えるのが、楽しみです。 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


昨日は、今年度のミュージカルの
舞台監督さんとの初打ち合わせでした。

昨年、舞台監督さんに
装置の設計を相談しないまま製作して、
サイズの問題で迷惑をかけたから、
今年は事前に相談しました。

舞台装置の吊り物の位置や、
吊り物の素材、大きさなどを、
演出意図と絡め、
とぶくじらの子どもの特徴なども
理解していただきながら、
説明させていただきました。

私の稚拙な説明を、
丁寧に聞いてくださり、
今回の装置のアイディアは、
ほぼOKが出たから、
いよいよ製作が開始できそうです。

…とはいえ、
まだ、衣装が半分もできてないから、
本格的には製作を始められませんが、
できることからスタートです。

その他、スタッフの動員数や
本番のタイムスケジュールなども
打ち合わせして、
さあ、いよいよ終わりって頃に、
舞台監督さんが
「こどもたちに会うのが、
本当に楽しみです」と、
言ってくださいました。

そこでつい…

「レッスンを観に来ていただいた時、
子どもの中には、
愛情と感謝をこめて、
自分たちのお菓子を差し出す子がいます。
どうか、食べなくてもいいから、
受け取ってあげてください」と、
伝えてしまいました。

舞台監督さんは、
優しい笑顔で、
「お菓子を持ってきてくれるなんて、
可愛いですね。
私ももらえるかな?」と、
言ってくださいました。

よかった…

大人の中には、
お菓子は食べないからと、
子どもがくれるささやかな贈り物を、
受け取らない人がいます。

でも、なにかをあげたいって気持ちは、
相手のために何かしたいという、
優しさや愛情が詰まっています。

それを受け取らないってことは、
相手の思いを拒否することです。

特に子どもが自分が食べたいものを、
周りの大人や友だちと、
共有したいという仲間意識は、
他人の存在を大切にする一歩です。

その気持ちを大切にしてくれるというのは、
本当に嬉しいなぁと思いました。

さあ、いよいよ、
衣装や装置、小道具作りにも
エンジンをふかして進まなきゃです!