今日は専門学校で
表現指導をする日。
学生たちとの出会いは、
いつも新鮮です。
表現する前に体をほぐすと、
一人一人がみんな、
好き勝手やってみえていても、
それぞれに悩んだり
苦労したりしてきて、
それを笑顔の下に隠しているのが
わかります。
若い子はいいなあ〜
なんて、ウソです。
年を重ねてない分、
割り切ったり諦めたりが
じょうずにできずに、
みんなもがいています。
親や先生ともまだ近い距離で、
擁護される側面もあるから、
不自由で。
一人一人にふれながら、
エールを贈りたい気持ちがあふれます。
大丈夫だよ。
なんとか、年と共に
やり過ごせるようになるから。
折り合いがつけられるようにもなるから。
未来は自分で選ぶしかないんだから。
あなたたちをみてくれてる人が
必ずいるから。
正しい生き方なんてない。
自分の生き方も見つかる。
どんなに文句を言っても
大人は自分で選んだのです、
今の生き方を。
だからこそ、決められなくて
悩み抜ける時は悩み抜くといい。
そのぶん、心が豊かになるから。
今から、今度は
こどもたちに会いに行きます。
こどもミュージカルは、
天真爛漫、豊かな時間です。
こども時代は、
豊かにたっぷり時間を使ってほしい。
たのしさを栄養にして
育ってほしい。
自分のすごさを知り、
自分を大事にしてほしい。
喜びがあるほどに、
自己肯定感は高まり、
未来が自由に見えてくる。
私は年齢と共に、
人生が豊かに単純になってきました。
したいことやできること、
進みたい方向がみえて、
好きな人がたくさんできて、
ワガママに生きられるようになりました。
だからこそ、
今の今を生きている
それぞれの世代に、
エールを贈ろう。
私が今できることを
精一杯していこうと思います。