こどもにも、その日の都合がある | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

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先日、伊吹山に登りました。

秋晴れのいいお天気で、
気持ちの良い山登り。

たくさんのエネルギーを
山からもらって、
日々を過ごしています。


先日、ミュージカルの練習をしていると、
いつも元気な6年の女の子が、
なんだかトゲトゲしていました。

あれ?
どうしたのかな?

ありがたいのは、
ボディートークの体ほぐしには、
体から心のあり方を知る手がかりを
みいだせること。

さりげなく、練習の合間に
彼女の横に座り、
「元気ないね」と言いながら、
背中にふれます。

あらら…友情の間で
複雑な気持ちを抱えています。

「女同士はいろいろあるね〜」と
言いながら、背中をほぐすと、
うなづいたまま、
素直にほぐされている彼女。

たぶん、ピンとくるものが
あったのでしょう。

「今日はさぼりながら
練習したらいいよ」

体から事情がわかれば、
無理に練習にひっぱりこまず、
今日は休憩しながら、
次回にがんばればいい。

そうやって、こどもの今の気持ちを
大事にできるのは、
ボディートークがベースとなっている
ミュージカルの特徴です。

その日は、学芸会前の子が多く、
小学生は全体的に
疲れ気味でしたが、
運動会があけて、ぐんと成長した
幼稚園、保育園組のちびっ子は、
やる気満々!

そんな日は、幼稚園、保育園組中心に
練習をすればいい。

大人の都合に
こどもを合わせるだけじゃなく、
こどもの都合に大人が合わせることも、
一緒に作り上げていくうえでは、
とても大事ですね。

がんばれない日は、
こどもにだってあるのですから。