スモモの季節です!
今年はすこぶる美味しい
スモモが買えて、
幸せな数日間(๑>◡<๑)
あっと言う間に食べちゃったけど、
季節の美味しいものを食べると
本当に元気になる!
心にも力をもらえます(๑>◡<๑)
さて、今日はこどもミュージカル
大府教室の日でした。
8月の役決めにむけ、
そろそろみんなの中に、
なりたい役が芽生え始めています。
そんな少しずつ温まる空気の中、
付き添いで来ている兄弟にも
さまざまな思いが膨らみます。
レッスンに来る兄に
必ずついてくる弟くん。
練習を楽しみにしてるのに、
ミュージカルに出るとは言わない。
練習中は、だいたい私の横か
スピーカーの横にいて、
まれに楽しそうな練習だけして、
でも、歌はよく覚えています。
お母さまが、
「うちの下の子は、
ミュージカルに出たいって
途中から言うようになりますか?」と
聞きに来てくださいました。
弟くんは、おそらく
演出家タイプです。
師匠のミュージカルにも
いました。
必ず、師匠の横で
練習を見ていた男の子。
師匠は、若かりしスタッフたちに
「彼が私の隣にいる理由はわかるか?」と
聞かれました。
私は
「練習に乗り気にならないからかな」と
思っていました。
その時、師匠が言いました。
「彼は、私の横で、
私の演出を見ているんだよ」と、
おっしゃっていました。
そうか、師匠の横に座ると
師匠の目になる。
スピーカーの横では、
ミュージカルの歌の伴奏が
リアルに聴ける。
私の足にしがみついて
練習に参加する3歳さんは、
安全を確保して、
みんなの中に入ろうとしている。
それも、師匠が教えてくれました。
それぞれの目線に立つと
その子の気持ちが見えてきます。
足を怪我した年長くん。
参加したい気持ちが勝って
練習に来てくれたけど、
足がずっと痛いから、
音楽が流れでもしんどいし、
冷房の風が当たるのも
痛く感じたみたいです。
練習できずに、
部屋をウロウロ。
でも、座りこまないのは、
やりたい気持ちがあるからなんだね。
辛いね、痛みは。
私も手が痛いから、
痛む辛さ、よく分かります。
でも、練習には
来たかったんだよね。
帰る頃には、小さな彼の心はいっぱいで、
涙がこぼれていました。
こどもを
大人の思うように
動かしたいと思う以前に、
まず、こどもの目線になって、
こどもの声なき声を聞く場でありたいと
私は思います。
演出家の目線になりたい子たちは、
その気持ちが満足したら、
中に入ってくるでしょう。
その時は、
全体を理解してから入るから、
きっとより、いきいきと
自分の立ち位置を掴むでしょう。
それぞれの生命、
それぞれの考え方、
それぞれの生き方…
どの子も、一生懸命だから
素晴らしいです!