ミュージカルの後に、
映画に行ったらいっぱいで、
DVDを借りに行きました。
『ちはやふる』のマンガ、
以前、途中まで読んでいたから、
映画の実写版を見ました。
何気ないそんな直感でも、
自分の必要なものを
人は呼び寄せているんでしょうね。
その内容に大泣きして
何度も見ています。
ストーリーは、ざっくり言えば、
百人一首に青春をかける
高校生の話。
団体戦には団体の良さがある。
仲間がいる。
助け合える。
仲間の力が、息が、熱が、
自分を強くしてくれる。
でも、カルタの先生が言います。
「個人戦こそ
本当の団体戦なんだ」と。
友だちの得意が
気がつけば
自分の得意になっている。
たくさん過ごした日々が
勇気をくれる。
離れていても
仲間ががんばることが、
自分を強くしてくれる。
見守ってくれる仲間がいる。
たくさんのあたたかい応援のもと、
そこに立っている。
離れていても、
つながっている。
たくさんたくさん
仲間の強さを伝えてくれる映画でした。
とぶくじらのミュージカルを、
守りたい、守りたいって、
一人で船を漕いでいる
気になっていたから、
しんどさが勝ち始めていました。
ああ、何を勘違いしているんだ。
「とぶくじらは、
私たちこどもが作る場所なんだよ」と
前に小3の女の子が
友だちに話していました。
そして、それに賛同してくれる
保護者を始め大人の人も、
くじらのみんなを大事にしてくれる。
この船は、
くじら印をかかげている。
のりこ印じゃなく。
そう、みんなで
くじらの船を漕いでいるんだ。
疲れたら、
時々、サボったり、休んだりしながら、
でも、誰かが
ちゃんと漕いでいて、
前進している。
私は船でいったら、
舵をとって方向を決めているだけ。
あるいは、望遠鏡片手に
方向をさしているだけ。
だから、もっともっと
みんな
周りのこども
周りのおとな、
みんなをもっと
気持ちを好きになろう。
そして、伝えよう。
うまくいくために
丸くするばかりじゃなく、
とぶくじらの理念だけじゃなく、
自分の本音も。
一番の本音?
それは、
出会えて嬉しいってこと。
大好きだってこと。
お互いが違うこともふくめ、
もっとわかりあいたいってこと。
こどもミュージカルだけど、
こどもミュージカルだからこそ、
保護者の方とももっと。
ミュージカルのステージは
団体戦に見えた個人戦です。
みんなでやっているけど、
やっぱり勇気を出すのも自分だから。
と、いうことは
やっぱり、
個人戦こそ本当の団体戦。
ステージは最強の団体戦。
ぶつかったり、
悩んだり、
転んだりしてもいい。
団体にしかできない
あたたかいつながりを
くじらの中にあふれさせていきたいです。