1年生の女の子が、
感想文を書いてきてくれました。
割と見た目におとなしい子ですが、
内側に情熱を秘めていて、
宿題そっちのけで
感想文を書いてくれたそうです。
今の自分が
伝えたい想いがあるって、
素晴らしいなと思います。
それは、今しか描けないから!
三年前までは、
とぶくじらに出演した子達に
感想文を描いてもらい、
感想文集を作っていました。
舞台に出たのを、
娯楽にして終わるんじゃなく、
絵や文にすることで整理して
心に留めてほしかったから。
確かにみんな、
熱くて素晴らしい感想文が届き、
私は満足していたけれど、
ここは学校じゃないし、
楽しいだけで終わりたい子の気持ちも
尊重したいな、
そもそも、誰のための満足?
と、思い、やめました。
だけど、
こうして毎年、
数人の子が、
描いてプレゼントしてくれます。
これはなかなか嬉しいです。
さて、
私はこの時期、
次回のミュージカルにむけ、
大掃除にかかります。
終わった衣装や小道具、
装置や資料を
作品別にまとめて、
いらないものは捨てて、
保存するものは収めていきます。
去年はとうとう
1kのマンションでは
入りきらなくなり、
引っ越したのが
いま時期でした。
今は資料と衣装用の倉庫部屋があり、
今日は一日中、
倉庫整理をしていました。
ダンボール収納していた衣装も、
全部収納ケースに変えて、
中が見やすいようにしたり、
混ざって溢れていたハギレを
材質で分けて収納したり、
本棚を買い足して、
資料と本とDVDとCDたちに
居場所を作りました。
チラシやコピー用紙の在庫も
わかりやすくまとめて、
どこに何があるか、
ケースに貼り付けて…
なんとか収まりました!
昔、ドーナツ屋さんの
バイトをしていた時、
ひたすら倉庫整理ばかり
していた時期があります。
整理整頓すると、
頭が整理されるし、
お店全体を把握するには、
倉庫を知ることだと教えられ、
やってみたのてした。
倉庫を整理していると、
どこにどんなものが
どれだけ収まり、
人がどんな目線で
どんなものを使っているか
分かります。
使っている人の癖や、
滞っている場所、
ムダになっている部分が明確になるなど。
自分の行動のクセや、
反省点もたくさん見えます。
ハギレを整理すると、
同じ布を買い足していたことが
わかったり、
次の作品に使えそうな衣装が出てきたり、
ミュージカルの歴史を感じたりします。
名古屋に来てもう8年で、
ミュージカルは第7回になりますから、
衣装も増えるわけです(๑>◡<๑)
頭が整理されたら、
気持ちもさっぱりしてきます。
今まで大切にしてきたもの。
今、大切なこと。
これから、大切にしていきたい想い…
磨きをかけて、
研ぎ澄ませていこうと思います。
ますます
大切にしたいのは
“愛”
です♪♪♪
父のことがあって
ますます
“家族の愛”について
想いを寄せています。
『ピーターパン』とも
深い関わりがある、
家族の愛。
いつか、私も…