今年もいよいよ、保育福祉専門学校の
ボディートーク授業が始まりました。
学生たちが100人くらい集まり、
オリエンテーションです。
この授業は、四人の先生で担当し、
全員を四クラスにわけ、
学生は6コマおきに、
次の先生にかわり、
現場で役立つ技術などを
習得する演習です。
「わらべうた、造形、児童文学、
ボディートークの四つです」と、
先生が説明されると、
教室がざわめきます。
ボディートークって
どんなあやしいことを
させられるんだろうかと、
興味半分、恐怖半分。
授業の単位の説明や、
自己紹介のあとは、
各担当の先生のデモストレーション。
私はこの瞬間には、
感性が研ぎ澄まされ、身震いします。
初めて出会う学生に、
ボディートークのイメージを
正しく伝えたい。
そのための楽しさと明るさ。
深さと興味深い内容。
それを、学生の心に残したい。
どんな小さな学生たちの様子も
できるだけキャッチし、
タイムリーなタイミングで
内容を提供する。
ざわついた時の声のかけかた。
強弱、しゃべり方、間と詰め。
ボディートークの指導は、
息のマジックですから、
それをいかに私らしく表現して
伝えていくかが、成功の鍵です。
なんとか今日も盛り上がりました。
さすがに昨日は緊張し、
寝れずに何を着ていくか悩み、
なんどもしゃべる練習をしたかいが
ありました。
緊張した中で、
感性を研ぎ澄ませる時間は、
感性が磨かれる瞬間でもあります。
前期だけだから、これから半年。
学生の感性と交流しながら、
楽しい時間を過ごしたいです!