大阪府の公立小学校で
私がアドバイザーをつとめり
ミュージカル公演が、
今週の土曜日に迫って来ました。
今日は通して
作品を仕上げていきます。
流れがわかりテンションがあがったり
逆に緊張が押し寄せたり、
こどもの心に波立ちます。
でも、その中でグッと
成長を見せる子がいます。
成長年齢と配役と、
本人のモチベーションが
ピタッと一致して、
グッと高まるんでしょう。
実は、ミュージカルの中では
こういう子が、みんなの
気持ちを盛り上げるキーになります。
みんなが、その輝きと
燃える気持ちに照らされて
力をもらえるのです。
だからこそ、そういう火は、
大切に燃やし続ける魔法が必要です。
四年の男の子。
「今年のキミは、本当にすごい！」と
声をかけたら、
昨年度の六年生の男の子が、
一生懸命でかっこよかったから、
自分もがんばりたいのだと、
頬を染めていました。
恥ずかしがり屋の女子。
今年はいつもより声が出てきました。
「知ってる？
この物語の大事なところは、
あなたたちの役が握ってるんやで」
「うん！ なんかわかる！！」
「キミにしか出せない
いい味が出て来たね！」
「冴えてるやん*\(^o^)/*」
「すごいいい動きしてたなぁ！」
「そのアイディア、いいやん^o^」
みんな、そんなこどもの
がんばりに気づき、
感動しています。
大切なのは、
それをちゃんと、
こどもに伝えること。
そしたら、それが魔法になるから。
段取りや、
お客様にわかるようにしなきゃ、
分かってないところは？
大丈夫？！
心配はたくさんあっても、
それ以上に、
今日している成長を、
今日、見失わず、
今日、その素晴らしさを、感動を、
伝えること。
そしたら、それが積み重なり、
自信になるのではないかな？
それこそが、
本番の成功への魔法じゃないかな？
私はそう思います。
こどものがんばる姿に、
先生方もパワーが高まり、
2.8mのリュウが出現！
こうして先生たちの気持ちも
高まっていっています。
インフルエンザよ、
この熱意に負けて、
みんなのもとから
飛んでいけ～！