昨日は
朝に「隠れ家ギャラリーえん」、
夜に「和 着楽座」にて
グループレッスンの日。
グループレッスンでは、
人にふれる手が、
柔らかく、あたたかく、
全身がかかわっているように、
という実習をしました。
あたたかさの交流をするため、
二人で手を軽く握り合います。
すると、互いの皮膚感覚がなくなって
あたたかさだけがそこにある、
という感覚がやってきます。
それもあたたかいのが、
自分なのか相手なのか、
わからなくなるような、
あたたかさに包まれます。
その手で、相手の背中にふれると、
相手の背中が、あたたかい手に
吸い寄せられます。
そして、相手をほぐしているようで、
自分があたためられる感覚になります。
ボディートークでは、
「もたつ、もたれつ」の精神を
大事にしていて、
体ほぐしもやりあうことが基本です。
でも、たとえ、
やってあげているつもりでも、
こうして相手ととけあって、
あたたかさを交流させていると、
実は元気をもらえることが
多分にあります。
ミュージカルのレッスンでは、
しょっちゅうちびっこをおんぶして
指導をすることがありますが、
これもこどものあたたかさをもらえる
すばらしい瞬間です。
人はたくさんのあたたかさをもらって
元気に暮らしています。
赤ちゃんであるほどに、
あたたかい手が
なくては生きられないのですが、
大人になっても必要ですね!
レッスンにきた赤ちゃん連れのママも
みんなの手にあたためられ、
優しい笑顔になっていました。