輪くぐりで柔軟な心と体になろう! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

こどもの心はミュージカル!

先日、愛知県愛西市で小学生の親子向けに

ボディートークの講演をしました。


私は愛西市に行くのは初めてでしたが、

自然がいっぱいの穏やかな地域でした。


高学年、低学年に分かれ、

親子で体育館に集まり、

大人数でボディートークをする。


なんだかわからないことをさせられる、と、

最初は疑わしげな方々もいる中で、

ボディートークの良さを体験してもらい、

どんどんプログラムを進めました。


後半は低学年の親子、高学年の親子、

どちらも全身表現をしていきます。


最初は動くのをしんどがっていた

お父さんたちも、やっているうちに、

どんどんのってやってくださる方もいて、

楽しげな空気があふれました。


その中で気になったのは、

こども達の体の固さです。


3人一組で両手をつなぎ、

輪になってての間をくぐっていく「輪くぐり」。


関節の柔らかさと同時に、

発想の柔らかさ、

積極的に出る時と、

受身でついていくときの感性を

瞬時に入れ替えながら、

すすめることが大切ですが・・・


子ども同士でやっているチームも

結構、ひっかかっていました。


一緒になってやってみると、

出る時と引く時の

発想の転換が難しいようでした。


こうしなければならない。

こうあるべきだ。


そういった思い込みや、

発送の固さが、体を固くしている。


臨機応変が難しいし、

相手を関して動くことに

慣れていない感じを受けました。


それでは体も発想も

固くなってしまうことでしょう。


思えば、私もこどもの頃、

ずいぶんと固い子どもでした。


状況に合わせて

自分の良さを出すということが難しく、

乱暴に出すか、引くしかなかったのです。


だから、エネルギーが強い私は、

自分を通そうとしてしまうため、

相手に無理をさせ、

嫌がられることもしばしば・・・


そして、今度は自分を出せなくなって

窮屈になっていたなあ。


大切なのは、

出す時と引く時を知っていること。



それを体ごと学べる運動ってすごいなと

改めて思いました。


理屈なんて後から分かればいいから、

こどもたちがこういう運動をいっぱいやって、

素直に動ける臨機応変な感性を

身につけてほしいと思いました。



こどもの心はミュージカル!

愛西市は自然がいっぱい!