学生との楽しいひと時でした! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


こどもの心はミュージカル!

今日は大阪保育福祉専門学校の授業の日。


学生の持っていた折り紙を、

かわいかったので、

記念にちょうだい!と、

無理やりもらってしまいましたニコニコ


今日のクラスは三回目だから、今日で終了。


来週から新しいクラスになります。


ああ、せっかく出会ったのに、

もう授業が終わりなのか…


とってもさみしい気持ちと、

でも、そんな気持ちにさせてくれる

学生たちと出会えたことに

感謝の気持ちでいっぱいになりました。


もっと、あんなことも伝えたかった。


もっと、こんな話もしたかった、

学生の話をもっと聞きたかった…

いろいろ思いがあふれます。


なかでも、もっと失敗談を話せばよかったなと

思います。


学生たちは6月に幼稚園に実習に行きます。


その時に、誰もが失敗をくぐりぬけ大きくなることを、

生の声で聞いておくと、

失敗を恐れずに行ける、と思うのです。


そう、私はボディートークという

まだまだ世間的認知の高くないものを伝えるにあたり、

さまざまな失敗をしてきています。


ボディートークという言葉を警戒させずに、

いかに楽しんでもらい、大切なことを伝えられるか。


毎回がその勝負です。


「ボディートーク」と「ボディーサイン」を間違われて、

講習会に呼ばれたことがあります。


そのなかでなんとか、ボディートークの良さを伝えようと

冷や汗を流しつつ、講義したのはまだ昨年の話です。


中でも大きな失敗は、

初めて中学校に指導に行ったこと。


いつも師匠の増田先生が学生の前に立つと、

学生が嬉々としてボディートークをしていました。


増田先生が、たくさんのやりやすい

空気を作っていたことを知らず、

ボディートークすれば、誰でもついてくると

信じ込んでいたのです。


結果、どうなったと思いますか?


人前で体をゆするなんて、

中学生がなんと意味も知らず

やってくれるわけはありません。


45分授業の30分、

誰も動いてくれない。


シラ~とした空気が流れ、

私はチャイムが鳴るのを待ち続けた45分でした。


悔しくて、悲しくて、

なにより学生の大事な時間を

無駄にしてしまったことが申し訳なくて、

次の授業までに、かなり勉強しなおしました。


中学生たちに私が伝えられるボディートークは何か?


必死で考えました。


そこで、その時代の歌手の歌の歌詞と、

歌い方がいかにつながっているかを説明したり、

恋人同士の心理を、手のつなぎ方から見たり、

ボールを使って人間関係法を深めたり、

その時には、授業で楽しんでくれる

学生の姿が見られました。


あの悲惨な30分間がなかったら、

私は今のように、学生のために

授業内容を毎回新鮮に考えるなんて

しなかったかもしれない。


それでも、今日の感想で、

学生が「この授業は表現が多くて、

苦しい時もあった」と言ってくれたのを、

もっと早くに聞いてあげたかったと思うし、

それを次回に生かしたいと、

常に勉強させてもらっています。


今日があるから明日がある。


未来がある。


今の今がある。


だから生きているという

学生の言葉に感動しました。


学生という限られた

すばらしい人生の時間に、

共に過ごさせてもらったことに、

心から感謝しています。


みんな、ありがとう!!