こどもの自立を尊重すると、能力は無限大に発揮される! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

こどもの表現教室

「とぶくじら広場」北


4:30~6:00


名古屋市北区大我麻町付近でやっています!




こどもの心はミュージカル!


昨日は北教室の日でした。


こども達が飛んだり跳ねたり、

とってもにぎやかな「とぶくじら広場」は

今年は『エルマーのぼうけん』上演に向けて

ミュージカル作りが始動しました音譜


新しく入った仲間といっしょに

新しい歌を歌いながら、

みんなはそれぞれに

ミュージカルのイメージをふくらませています。


その内側がウズウズとうごめく感じが

私は大好きです。


「どんなお話しなの?」

「どんな」役があるの?」


モチロン、原作がベースですが、

こどもと一体となって

イメージを膨らませていくのが

ボディートーク流。


師匠の増田先生も、

そうやってミュージカルを全国で

作り続け、こどもを笑顔にしています。


とはいえ、師匠の増田先生は、

脚本を作るセンスが抜群にあって、

音楽的なセリフの流れから歌が生まれたり、

こどもの良さを内側から引き出す仕掛けが

脚本の中にいっぱいあったり、

それはもう、すばらしいものです。


私はというと・・・

音楽的なセンスや、発想力が到底及ばず、

師匠の台本のように、

こどもの良さを引き出せるかというと・・・


まだまだ修行中のみです。


ですので、私はそんな自分を逆手にとって

こどもに脚本作りを手伝ってもらうことにしています。


シーンの説明と、少しのセリフを割り振って、

後はこどもに即興的に任せてみるのです。


すると、こども達はさまざまに工夫を始めます。


昨日の北教室では、

お母さん役になってもらった

4年生の女の子と仲良くなった

3歳の女の子が親子になって、

エルマーを探しに来るという設定です。


4年生の子が「エルマー!」と呼ぶと、

3歳の子も「エルマー!」と後から追いかける。

「エルマー・エレベーター!」

「エルマー・エレベーター!」


すぐに繰り返せるので、

3歳といえども、この子なら

セリフがしっかり言えることもわかります。


お母さんがエルマーを探しに来たので、

仲間がエルマーをかくまいます。


みんなで机の後ろに隠れて、

エルマーに覆いかぶさっています。


ナルホド、こどもはそうやって仲間を隠すのか。


そのうちの一人が、

お母さん役の子の前に立ちはだかり、

エルマーを隠して、

「エルマーはむこうの空き地に行ったよ!」と

アドリブをかまします。


そして、「そうかい?」とお母さんがそっちに行くと、

半ば馬鹿にしたように、

両手を下の方でピラピラふっている彼。


それはおもしろいと、

みんなも机の後ろから手だけ出して、

お母さん役の子に手をピラピラ・・・


大人をからかうこどもの動きを

見事に創ってくれました。


それがなんとも魅力的でおもしろい!


おとなになると、つい、

こどもに何かをせっせと

教えたくなるものです。


それは長年生きてきた経験から、

どうやって表わすことが、

世の中でうまくいくかを学んできているからです。


でも、こどもにそれを任せてみると、

こどもの内側から面白い発想や

イメージが次々と出てきて、

こども時代にしか出せない味が

いっぱいあふれだします。


そのアイディア、いただき!!


私はこどもからもらったアイディアを

さっそく脚本に加えました。


脳科学によると、

人はイメージした方に、

行動していく習性があるといいます。


だからいいイメージをすることが大事だと。


こども時代の間に、

たくさんのシチュエーションで、

イメージする体験をしていると、

それだけ困難にぶつかっても、

自分たちで解決できる

いろんなパターンを考えられるでしょう。


こどもの心にとっても

生きる力が育まれ、

そして、私もこどもの発想に助けられ、

ミュージカルがユカイになる。


他の教室でもどんどん

シチュエーションレッスンをしたいと思います。



こどもの心はミュージカル!


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