子どもの自主性を見る目~「ちゃんとやる」の向こう側 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


こどもの心はミュージカル!

いつもこども達の成長を感じられる

こどもの表現教室「とぶくじら広場」。


「こども」ミュージカル」と銘打っているために、

とっても小さい子が多いです。

(注:大人や中高生も参加できます!)


4歳・五歳くらいだと、

参加の仕方にもかなりムラがあります。


多いのは、最初の30分に飛ばし過ぎて

後半1時間が休憩になる子。


でもネ、そういうのも大事なんです。


練習しない=やっていない

ではないからです。


こどもはやっていなくても、目の端々で

ちゃんと練習を見ていて、

やるべき時を心得ているから。


それから、小さなイベントなどに出た後は、

気持ちがいったん落ち着いて、

レッスンではお客さんになる子。


でも、また充電できたら、

そういう子はちゃんと、参加しだします。


こないだまで、11月3日のイベントで

燃え尽きていたちいちゃん(仮名)は、

1ヵ月半たって、

昨日のレッスンから復活していました。


それから、やるかどうか迷っている

みみちゃん(仮名)は、

自分が舞台に出ることを考えたら、

レッスンに入らなくなります。


でも、輪の外ではだれよりもうたって

踊っているの、ちゃんと見えてるよ!


大人が思う『ちゃんと練習する』の向こうにある、

こどもの『自主的な参加』には、

大きなギャップがあります。


師匠の増田先生は

そのこどもの力を見ることこそが

ボディートークだといいます。


なかなか難しいと思っていたけれど、

今、違うんだなあと思います。


自分の望む

『こどものちゃんとやってほしい』を捨てたら、

見えてくるものだと思いました。


『自主的な参加』ほど、

大きな力を発揮することはありません。


そんなミュージカルを作っていきたいです。



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