子どもの頃、
大好きだった絵本の一冊が、
「ちょろりんのすてきなセーター」。
とかげのちょろりんが、
お店に売っているステキな色の
ふかふかセーターがほしくて、
おじいちゃんの仕事を手伝います。
ようやくお金がたまって
買いにいったら、
セーターのサイズが合わない?!
困ったちょろりんに声をかけたのは…
と、いうお話です。
ちょろりんのひたむきさと、
ちょろりんを支える
あたたかな登場人物たち。
そしてなにより、
ちょろりんがほしがった
あの柔らかで、
あたたかな色のセーターは、
私の心を包み、虜にしました。
大人になってからも、
太い糸で編まれたザックリニットが
大好きなのは、
あの絵本があったから。
今もこのブログを書きつつ、
ちょろりんを思うと、
あたたかい気持ちになります。
人にはそれぞれ、
自分の人生を支えてくれる
あたたかな記憶があるものです。
たった一冊の絵本が、
その役割を果たし、
ゆくゆく大人になっても
心をあたためてくれることも
たくさんあります。
こども時代に、
心あたたまる絵本と出会っているのは、
幸せの種をまくことかもしれませんね。
ちょろりんかわいい!絵本っていいね
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