衣装合わせの哲学?! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

こどもの心はミュージカル!

今日は3歳の娘さんと一緒に出演する

ママさんの衣装合わせをしました。

とってもかわいくて、華奢なママさんです。

(後ろにいる子は、北教室の子で、

 息子さんではありませんよ~)


今、少しずつ、

『長ネコ衣装部』の方々と、

衣装作りをしています。


私のイメージを、

少しずつ形にしてもらえる喜びに、

一着ずつできるたび、

胸がいっぱいになります。


でも、一着一着、

できて試着しているのを見ると、

初めてみた方には少し物足りなかったり、

もっと装飾したい気持ちがわいたり、

いろんな意見をいただきます。

とってもありがたい意見ですが・・・


実は、衣装作り、

最初はあえて、

装飾は少ないベースを作り、

完成形にしないようにしています。


なぜなら、

ミュージカルは総合芸術だからです。


他の役にも色があり、

全体の色合いとしてのバランスがあり、

舞台に大道具や小道具もあり、

そのすべての中での衣装です。


舞台上に色を使いすぎると、

ごちゃごちゃになってしまいます。


ですから全部ができて、

役ごとに並べて、

その全体の中で

装飾物を決めていくのです。


これは、師匠の増田先生が、

『アラビアン・ナイト』の

ミュージカルを作った時に、

役の心理状態で、

衣装の色が決められているという

話を聞いた時に学びました。



増田先生は、

衣装の色の中にも、

作品のテーマや、

哲学を忍び込ませていました。


ウ~ム、これでこそ舞台衣装!


私もその域に達するよう、

一歩、一歩、精進したいです。


とはいえ、

見た方の率直な意見は

大切な研磨剤!!


衣装のご意見は、

ぜひ、聞かせてくださいね!



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