
今日は3歳の娘さんと一緒に出演する
ママさんの衣装合わせをしました。
とってもかわいくて、華奢なママさんです。
(後ろにいる子は、北教室の子で、
息子さんではありませんよ~)
今、少しずつ、
『長ネコ衣装部』の方々と、
衣装作りをしています。
私のイメージを、
少しずつ形にしてもらえる喜びに、
一着ずつできるたび、
胸がいっぱいになります。
でも、一着一着、
できて試着しているのを見ると、
初めてみた方には少し物足りなかったり、
もっと装飾したい気持ちがわいたり、
いろんな意見をいただきます。
とってもありがたい意見ですが・・・
実は、衣装作り、
最初はあえて、
装飾は少ないベースを作り、
完成形にしないようにしています。
なぜなら、
ミュージカルは総合芸術だからです。
他の役にも色があり、
全体の色合いとしてのバランスがあり、
舞台に大道具や小道具もあり、
そのすべての中での衣装です。
舞台上に色を使いすぎると、
ごちゃごちゃになってしまいます。
ですから全部ができて、
役ごとに並べて、
その全体の中で
装飾物を決めていくのです。
これは、師匠の増田先生が、
『アラビアン・ナイト』の
ミュージカルを作った時に、
役の心理状態で、
衣装の色が決められているという
話を聞いた時に学びました。
増田先生は、
衣装の色の中にも、
作品のテーマや、
哲学を忍び込ませていました。
ウ~ム、これでこそ舞台衣装!
私もその域に達するよう、
一歩、一歩、精進したいです。
とはいえ、
見た方の率直な意見は
大切な研磨剤!!
衣装のご意見は、
ぜひ、聞かせてくださいね!
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