本番を意識してうまくなる!! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


こどもの心はミュージカル!

ミュージカルを作っていて、

とってもハラハラして、

とっても面白い瞬間。


それが本番直前の練習です。


のびのびとレッスンしていた子が、

だんだん、本番を意識しだして、

硬くなったり、セルフがうまく言えなかったり、

踊りが縮こまったり…。


それこそが、成長のチャンス。


本番で人前にさらされることが頭に浮かび、

怖くなり、緊張する。


だけど、それは、

もう一息頑張りたいというサイン。


三歳のこどもが、

今まで散々走り回っていたのに、

本番前にレッスンを

みんなと一緒にやり始めました。


でも、指をくわえて、

じっと立ちつくすばかり。


「おっ、きょうはがんばったね!

もうちょっと動いてみよう!!」


その子は、ちょっと笑顔になりました。


小学生の子になると、

こどもにもよりますが、

こどもミュージカルの指導では

普段、自分を発揮できるように

今までのびのびしていたからこそ、

ここでピリッと引き締めます。


「それじゃ、見てる人に伝わらないよ!!」


「もっと、全身で!!」


こういうとき、

子どもの吸収力はすごいものです。


私の師匠の増田先生のミュージカルも

昔からそうでした。


親は本番直前に先生は変わる!

と、怖がるくらいでしたが、

子どもだった私には

厳しく言われたことは、

怒られた記憶ではなく、

背中を押された記憶にしかなっていません。


今、この時、というときを逃さないこと。


いろんな場面で

本番前を迎えられることは、

大きな喜びです。



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