
先日、「隠れ家ギャラリー えん」さんの
「こども一週間」というワークショップ企画の場で、
親子向けのボディートークをさせていただきました。
幼稚園から小学生くらいの親子が集まるかと思いきや、
きてくださったのは、赤ちゃんとママの親子。
うれしい反面、
私は少し、ドキドキしていました。
私は幼稚園以上のこどもや大人を、
少数から多数、指導することが常で、
空間がボディートークによってほぐれる感じは、
わりと慣れています。
でも、名古屋にきて2年半。
赤ちゃんとママ向けの講座をするようにもなり、
赤ちゃんはまったく大人の思うようにはいかないということを、
実感しています。
赤ちゃんには赤ちゃんの都合があり、
そこに限りなく正直で、
親はその赤ちゃんの都合が最優先になります。
しかも、それをもっとも大事にするべき時期です。
とすると、
なにかを伝えるときに、
みんなを同時にひきつけることは困難です。
そのことに今まで悩んでいました。
どうやって来て下さった方に、満足してもらえばいいのか。
そして、最近になって思いいたったのは、
一人一人に寄り添い、
空間のまとまりを求めないこと。
お母さん方の気持ちや不安、心配ごとを聞き、
ボディートークの技術や、
私が見て学んできたこどもの在り方をつたえ、
その気持ちを解消してもらうことが大切だときづきました。
その日集まったどの子も、
大切に育てられ、
ステキに成長しているように見えます。
でも、寄り添ってみれば、
それぞれになにか、
心配ごとなどがあるものです。
それは、こどもの育ちの先が見えない不安からくるのです。
私は、たくさんのこどもをみて、
たくさんの子がボディートークで変化する姿もまた、
見てきました。
それは、客観的にこどもの育ちを見る力になっていると思います。
その意味で、
お母さん方と赤ちゃんの体をほぐしながら、
お母さん方の不安を、少しでも「大丈夫」に気持ちに変えられたら、
そんなステキな場はないなと思いました。
今まで以上に、
親子に寄り添えるボディートークを伝えていきたいです。
「隠れ家ギャラリー えん」(名古屋市南区呼続)、今日は、夏祭りをやっています!
ぜひ、足を運んでみてくださいねっ