こどもの背中をほぐして分かること。 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

今日は「とぶくじら広場」の天白教室の日でした。

夏休みに入ったばかりで、参加者が少なく、

ちょっとさびしいなあと思いつつ、

こういう時こそ、

背中ほぐしができると取り組みました!!


今日は学童のキャンプを終えてきたばかりの

小学4年生の男の子と、その弟の年長さん。

それから、北教室から来てくれた年長さんの男の子。


小学4年生の子は、

普段は割と固い背中なのですが、

今日は充実していました。


キャンプに行って、体も気持ちも開放され、

しかもその中での取り組みが、

自分なりに満足したのでしょう!

そして、周りにも評価された。


彼は周りの評価を気にするタイプなので、

その評価が高いと、心の充実が高いのです。


それに引き換え、弟君は、

以前は天真爛漫な背中だったのが、

「かわいい弟君」を、かなり意識していたようです。


周りの大きい子たちの中で、

「かわいい、かわいい」と言われ、

彼のヤンチャさが体の中に溜まっている様子でした。


もう一人の子は、とってもまじめな子。

いつも美しい正座で、

教室が始まる時を待っていくれるような子です。

その子の背中が少し固かったです。


友達や周りに対して、

本人の中にいっぱい思いがあるけど、

それをいったん、唇まで出かかって

抑えるようなところがあり、

優しさゆえに、怒っていることを言えず、

ため込んでいるのかな~と思えました。


ほぐしているうちに、ヤンチャな子は穏やかに、

まじめな子は柔らかくなってきて、

年長同士はなんだか

見えないつながりができ始めたようです。


相手の背中にふれるから、

言葉にならないもっと前の、

動物的感性で相手を理解できるのでしょう!!


ひさびさにやったまくら投げでは、

みんなが楽しく大笑いしていました。


こういう時期があってこそ、

表現をしだすとスッとまとまるものです。


焦らず、このコグマのような

たわむれを大切にしたいです。



こどもの心はミュージカル!
『みちくさ』という場所でやっているから、

「みちくさやった」になったのかな?!

かわいい日記ですラブラブ



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