表現する子どもの魅力! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

こどもの表現は、

とても自然で素直なもの。

その芽を大事に育みたい!!



こどもの心はミュージカル!-Image525.jpg

今日は樫田小学校のミュージカルレッスン日でした。

1時間目から3時間目を使っての通し稽古です。

衣装をつけて、音響も入って、装置もできたところから使いながら、

作品を通していきます。


ああ、そうか。

ここはこんなふうにつながっていたのか・・・

分かるたびに、こどもの表現は豊かになっていきます。


上の写真は、高学年が装置の絵を描いているところ。

絵を描いて、装置を作って、

だんだん自分たちの作品への愛情も深まります。


一生懸命、演じる子どもたちの姿には、胸を打つ物があります。


いつも自信がなかった子が、堂々と演じている!

いつも引っ込み思案だった子が、前に出て踊っている!

いつもボーっとしていた子が、元気に歌っている!


「先生、今日もよろしくおねがいします」

なんて、会うたび言ってくれる1年生の子。

昼休憩に教室を案内してくれる2,3年生の女の子。

さりげなくキックしてくる5年生の男の子・・・。


だんだん、みんなが自分の個性を自然に発揮し始め、

豊かに表現する姿が、日常にもあふれています。


でも、ミュージカルのレッスンを

ちょっと遠くからその様子を見ると、

う~ん、声が聞こえないなあ・・・

という声が聞こえます。


そうなんです。

芽が出始めた今の段階では、

まだまだ声は小さいし、表現だって大胆ではありません。


でも、ここで焦って「大きな声を出しなさい」と、言ってはいけません。

気持ちを伝えたい、言葉を届けたい、誰かに見てほしい、

その思いがわきあがることを、じっくり待ちます。


豊かさを求めず、

自然で素直な表現であることに磨きをかけます。


よくみてみると、

確かに、一人ひとりの気迫は高まっているのです!!


いよいよ今週の土曜日が本番です。


まだまだ完成には遠く見えるミュージカルですが、

本番に一瞬にしてみんなの気持ちが高まったとき、

素晴らしい奇跡が訪れます。


それを信じて、大人としては

怒らず、焦らず、準備をしていく。


奇跡は必ず起きます!!

そのために、準備だけはしっかりと!!


今は、子どもの内のふくらみを見つけるたびに、

感動していたいものです。


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