失敗を積み重ねて…その先へ! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

悔しさがある。
「もっとできたはず」と思い、努力する。
だから、成長できる!

こどもの心はミュージカル!

私が初めて中学生の前で講演会をしたのは、
かれこれ10年以上前。
たしか…24歳くらいのの時でした。

指導者としてかけだしの私は、
師匠の増田先生が指導する姿を見ていて、
ボディートークの内容をもってすれば、
なんでもなく中学生にも動いてもらえるだろうと
運動中心のプログラムをたてていました。

ところが、いってビックリ!
自意識の高まる中学生は、
外の形より、内を大事にするボディートークの運動に拒否反応。
50分授業のうち、25分以上、
こどもたちは全く動いてくれませんでした。

悔しくて、情けなくて、
次の授業では、ボディートークの得意分野、

心と体のつながりをスタートにし、
歌手の歌詞と歌い方の癖の関係、
手のつなぎ方に見る恋人同士の心の在り方、
ボールを使ったコミュニケーションなど、
みんなの内に入るのではなく、
みんながやりながらさりげなく、

自分に照らし合わせられるよう構成しました。

結果は大盛況!
帰り際には、中学生たちがたくさん質問にきてくれたり、
話し掛けてくれたり……。
リベンジを無事、果たすことができました。

初めて保育園に行った時には、
二人組になるのに、10分以上かかることが判明。
30分しかない指導時間の3分の1もとられ、
内容はスカスカに。
チームでやるプログラムを考えていたために、

かなり苦戦しました。

次回以降、チームや二人組でなくてもできるよう、
アレンジやる術を、いつでも用意するようになりました。

大阪と名古屋の地域性の違いからくる反応の差異、
初めての場所、初めての体験。

今でも、自分の中で納得できずに終わる講演会が時々あります。

せっかく時間を作って下さった方達への申し訳なさや、
自分の実力不足への不甲斐なさに、
情けなくなったりしますが、
そこで「次こそは!」と、
内容を深め、まだ決まっていなくとも、
同じ条件での次の講演会に備え、準備をします。

初めてのことがある。
それは、成長の土台です。
その初めてのことから、何を学び、工夫し、
どのように成長するかが、
実力をつけていく、大きな鍵であるように思います。

慣れてくれば、こなしてしまうことも増えます。
それに比べ、初めての舞台には、新鮮さと熱意があります。
初めても悪いことばかりではありません。

新しいことへの挑戦を恐れず、
そこから常に成長していきたいです。


本挑戦は素晴らしい!!本


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