混沌がたっぷりあって、
言葉は豊かにふくらむ!

昨日は覚王山の参道教室でやっている、
ボディートークの「体ほぐし・心ほぐし」の日でした。
声を出す大切さがテーマです。
ボディートークでは、体をほぐすときに、必ず軽い発声をします。
息を積極的に使うのが、声ですから、
声を出すと、内部が開放され、より、ほぐれやすくなるのです。
また、ミュージカルで即興をするときにも、声を出します。
セリフを言う、ということではなくて、
例えば、「踊るもぐら」という即興ならば、
そのイメージから発せられる声、
「ふわぁっ」でも、「ん~」でもなんでもよく、
それを出すことで、
イメージがより豊かになるのです。
これも声による開放ですね!
今、日常から、自然で素直な声は、うばわれつつあります。
うるさくしてはいけない、と、
喜びに声をあげたり、
悲しみに声をあげて泣いたりが、だんだん減り、
静かにするか、しゃべるかしか、声が使われなくなっています。
いまこそ、言葉になる前の、形にならない声を積極的に使い、
心と体を開放していきたいと思います。