言葉になる前の声を、豊かに使って。 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

声は言葉になる前の生きた混沌。
混沌がたっぷりあって、
言葉は豊かにふくらむ!

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昨日は覚王山の参道教室でやっている、
ボディートークの「体ほぐし・心ほぐし」の日でした。

声を出す大切さがテーマです。

ボディートークでは、体をほぐすときに、必ず軽い発声をします。
息を積極的に使うのが、声ですから、
声を出すと、内部が開放され、より、ほぐれやすくなるのです。

また、ミュージカルで即興をするときにも、声を出します。

セリフを言う、ということではなくて、
例えば、「踊るもぐら」という即興ならば、
そのイメージから発せられる声、
「ふわぁっ」でも、「ん~」でもなんでもよく、
それを出すことで、
イメージがより豊かになるのです。

これも声による開放ですね!

今、日常から、自然で素直な声は、うばわれつつあります。
うるさくしてはいけない、と、
喜びに声をあげたり、
悲しみに声をあげて泣いたりが、だんだん減り、
静かにするか、しゃべるかしか、声が使われなくなっています。

いまこそ、言葉になる前の、形にならない声を積極的に使い、
心と体を開放していきたいと思います。