どんな芸術も、全身がかかわっている。
その動きがしなやかであるほど美しい!
今日、「いってQ」というTVでベッキーが
インドネシアでサンド・アートに挑戦していました。
サンド・アートとは半透明のガラスに、
下から光を当て、砂で絵を描いていきます。
それを真上からカメラにとって、
画面に映し出すというもので、
日本でもCMになっていました。
とても明るくてステキな女性が教えてくれていましたが、
彼女の動きが、そのまま砂の流れになって、
物語を表現していきます。
その美しさったらありません!!
その女性はベッキーに教える際に、
手の動きもアートの一つだから
美しく、流れるようでなくてはいけないと教えます。
彼女の体はしなやかに、
次々、物語を表現していくのですが、
その表情は幸せそうで、
心にもしなやかさが見られました。
「芸術は生みの苦しみ」といわれることがありますが、
本当に優れた表現が生まれる瞬間というのは、
頭(イメージ)と心(感情)と体(内動)がピタッと一致した、
全身表現の結晶で、
本当に自然で滑らかな流れの中で
あふれ出るのだと、そのアートをみて、
改めて感じました。
こどもたちが即興表現をしているのをみても、
やはり、本当にキラリと光る表現が生まれるときは、
しなやかに、全身で動けているときのようです。