心と体と頭を一つにした活動は、
大きな成長を促す
心と体と頭と、それぞれの働きは、
使えば使うほど活性化され、
元気になるということを昨日のブログでかきました。
その三つをもっと活性化し、元気にするのは、
この三つを一つにした活動です。
頭の働きを促すために、机に向かっただけの勉強では、
なかなか身につきません。
シュタイナー教育では、
子どもに数字を教える際に、
体でその数字の表現をしたり、
絵を描いたり、さまざまな全身アプローチで
身につけていくそうです
そいうすることで、
全身で数字という概念を身につけていくのだとか…。
私はそれはすばらしいと思います。
ミュージカルをしていて思うのは、
表現はまさにこの、心と体と頭を
一つにした活動であるということ。
たくさんのイメージ(頭)を、
ワクワクしながら、あるいはそこに潜む感情(心)ごと、
体を通して表わしていく。
たとえば、「切られたトカゲのしっぽになろう」という即興したら、
そのところから、心と体と頭の全部で、その題に取り組み、
世界とつながり、感性を磨くのです。
物語を経験するならば、
一つの世界をみんなで共有するわけですから、
まさに、自分以外の人の人生や、世界を
自分の経験にしていけるわけです。
ミュージカルというと、激しく動く
イメージがあるかもしれませんが、
実は、そういった心と体と頭を一致させ、
活性化し、元気にする活動なのです。
全国のこどもに、ぜひ、そういった
体験をしてほしいと願ってやみません
母が私を育てる時に読んでいた
シュタイナーの本
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