「パー」と「グー」の心理学 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

その人の持つ息のあり方が、

そのまま行動に表れます。

自分の息を知ることが、豊かに生きる一歩ですクローバー



こどもの心はミュージカル!


ボディートークの運動の中に、

『足指パーグー』というものがあります。


「パー グー」といいながら、

足の指を開いたり閉じたりしますTE グー

この時、足だけでなく、

声も顔も「パー」、「グー」にすることが大切だと、

『ボディートーク』の創始者である増田先生は言います。


子どものときには

「目もパーッ 声もパーッ 鼻の穴もパーッ」

という増田先生の掛け声に、

心から笑ったものですにひひ


でも、このかけごえは、

楽しさを引き出すためだけではありません。

イメージも感情も体の内側からの動きも、

全部が一つになって「パー」になり、「グー」にすること。

この体験が、生活で大きな意味を持つのです。


「パー」は自分の中を開放し、

積極的に前に出る息。

「グー」は、自分の中で深く考える息です。


人にはそれぞれ得意な息があります。

それは外に指をさし、「おい!」と言うのが得意か、

自分を指さし、「おい」という方が得意かで分かります。


外向きが得意な人は、外交的で、

発言したり、人前で何かするのが得意です。

おしゃべりな人、お笑いタレントや学校の先生には

この息が得意な人が多いですね。


内向きが得意な人は、慎重で自分の中で

じっくり進めるタイプです。

職人さんに多いですね。


「ボディートーク」の指導者が、運動指導するとき、

「パー グー」と、パーから言い始めるか、

「グー パー」と、グーから言い始めるかでも、

その人がそちら向きの息を持っているかが分かります。


ですから、増田先生は

その人の得意から始めたらいい

いつもおっしゃっています。


先日、面白いことを発見しました。

私が勉強も見ている

小学二年生の女の子とジャンケンをしたら、

その子は、「パー」か「チョキ」ばかりで、

ほとんど「グー」を出しません。

おしゃべりで、朗らか、あまり深く悩まないず、

いつもニコニコしていますが、

おっちょこちょいで、あきやすい性格。

集中力が続かないため、

勉強もなかなかすすみません。


そうか、ジャンケンにもこの「パー」型性格が

あらわれているのかビックリマーク


どちらがいい悪いではなく、

どちらにも息が切り替え自在だと

TPOに合わせて

自分の息を切り替えられるようになります。


私はその子とジャンケンする

ゲームをたくさんすることで、

「グー」型性格の特徴である

集中力を高められたらな、と思っています。


あなたはジャンケンで、最初に何を出しますか?


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