みんなに言って気分を高める | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

「私、かかし役になりたいねん。

みんなに言って、気持ちを高めてるねん」


昨日は、大阪の「ミュージカルひろば 星のこども」のレッスン日でした。

指導アシスタントを務めつ私も、楽しみに出かけましたおんぷ


体験レッスンも含めると、今年4回目のレッスンで、

子どもたちもミュージカルの雰囲気に慣れ、

思い思いに個性を発揮しながら楽しんでいます。


次回はいよいよ夏の合宿です。

「ミュージカルひろば」では、そこで、

今年のミュージカル『オズの魔法使い』の役を

オーディション形式で決めていきます。


誰もがさまざまな役をやってみることで、

自分の中に眠る個性を発揮し、

ハマリ役をこなすことで、より素直に

自分を出せるようにするためです。


とはいえ、子どもたちにもそれぞれなりたい役があり、

子どもたちは役決めで燃えることになります。


役を決めるのは、演出・指導をされる増田先生ですが、

この時期にはさまざまに役への思いを語り、

アピールする子が出始めます。


増田先生に直接「○○役がしたい!」という子。

先生までは言えず、私たちスタッフにチラッという子、

友達同士で言いあうなど、表現の仕方にも個性が出ます。


昨日、一人の高校生の女の子が、

「私、かかし役になりたいねん」といいに来ました。

「ごめんな、私には決定権はないからなあ汗」というと、

その子、にっこり笑って、

「うん、知ってる。私な、みんなに言って自分の気持ちを高めてるねん」


ナルホド!!

声に出すことで、人に伝えることで自分の士気を高めているのか!

以前はおとなしかった彼女の、大きな成長を喜ぶとともに、

本気になる素晴らしさを感じました四つ葉