こどもの感性を喜びの中で膨らませよう!
そしたら、すごい力を発揮するよ!!
見てください、この絵!!
私が名古屋でやっている
こどもの表現教室「とぶくじら広場」に来てくれている
小学2年生の男の子が描きました
この、躍動感あふれる
夢とワクワクした気持が詰まったこの絵は、
名古屋の小学2年生の「夏の生活」(夏休みの宿題)の
表紙に選ばれたそうです
この男の子、虫や動物が大好きで、
家には図鑑もいっぱいあるし、
カブトムシもクワガタムシも
育てられているし、
外に行ったら、
なにか生き物を見つけて研究しているという、
個性の持ち主。
即興表現で、「ゴキブリを見つけて、退治しようとする動き」
と、出すと、
「そんなかわいそうなことはできない」
と、やってくれませんでした。
そのくらい生き物好きの彼ですが、
そこには、彼の成長をあたたかく見守り、
彼の心を保証するお母さんの偉大さがあります。
彼がコウモリを捕まえたいと、
一日網を持って走り回っていようと、
雨の日に長靴に水をいっぱい入れて帰ってこようと、
タイガーアイと間違えて、
犬の糞を握ってしまうようなことがあろうと、
カブトムシの入れ物から、小さな虫が出てきて、
部屋に飛び回ろうと、
ニコニコと、彼のあり方を認めている。
だからこそ、
彼の素直な感性はスクスクと成長し、
興味を深め、
それを表現するすべを身につけているのでしょう
私も子どもの頃、
モンシロチョウの幼虫を
50匹くらい持ち帰り、
それが夜中にかごから逃げて、
部屋中が青虫だらけになったことがあります。
気持ち悪かったはずですが、
母は笑って青虫集めを手伝ってくれました。
そしてシャンデリアの裏に
一匹、さなぎになってしまっていた青虫は
そのまま成長を見届け、
部屋で脱皮し、
チョウチョになって飛びまわったのを、
一緒に喜んでくれていました
なんでも「ダメ!」という前に、
こどもの感性を周りの大人が
あたたかく見守り、
共に楽しめると、
子どもは素晴らしい個性を発揮する
そんな大人で私もありたいし、
そういう人が増えてほしいなと思います。
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