サッカーの日韓戦で感じたこと | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

昨日、サッカーのアジア大会準決勝で、日本対韓国戦をしていました日本代表ユニ

苦戦の末、延長戦にもつれ込み、最終的にはPK戦で日本の勝利でした優勝カップラブラブ

それはすばらしい試合でしたハート


私が特に感動したのは、選手が互いに事あるごとに肩をたたき合い、抱き合う姿です。

点が入った時などは、まるで自分のことのように喜び、走り寄り抱きしめ、頭をなでまわし、

子どもが産まれた選手があれば、ゆりかごパフォーマンスまでする(以前の試合でしていました)赤ちゃん

人の喜びを、自分の喜びとして共有する。そこにあるのは、信頼と絆でしょう四つ葉


特にPK戦では、シュートする選手以外が肩を組み、シュートする選手に熱意を送っています。

ゴールを決める一点一点が、選手みんなで勝ち取った点ですサッカー

それが今回の試合では、今まで以上に感じました。


こどもミュージカルの公演の後も、そういった姿があります。

大きな舞台を乗り切った仲間同士が、喜びを分かち合い、抱き合います。

小さい子も大きいのも、大人も子どももみんな。

嬉しくて嬉しくて、涙を流し合いながららぶ②


私は「ミュージカルひろば」の公演で、毎年その場に15年いますが、

出演者と抱き合った記憶がほとんどありません汗2

若い頃は、退館時間に向け、すぐにステージをばらすことを一義に考えなくていけなくて、

その責任感で、本番直後にはバラシの段取りでいっぱいだったからです。

その後、少し段取りよくすることにも余裕が付いてきたのですが、

舞台は出演者のものだから、そこに先生以外のスタッフが入っちゃいけないと、遠慮してきました。

私はスタッフだから、先生とみんなをつなぐ懸け橋以上になってはいけないと。


でも、スタッフだって感動するのです。

だって、みんなと一緒に舞台を作っているのですからwハート☆

スタッフだって心をこめているのですから。


先日のミュージカルの解散式で、舞台写真を注文したのですが、

一人のスタッフの子が、「見てください!この写真!!メッチャ、いいでしょうきゃー

と、一枚の写真を指さしました。

「うん、鍋を混ぜてる魔女、迫力あるよね。そこにいる毒虫もりんご

「違いますよむうっ このかまどですビックリ

そう、そこには彼が頭を悩まし、苦労して作ったかまどが、美しく映っていたのですお鍋きらきら!!


私はハッとしました四つ葉

そうです。出演しているのは、出演者だけじゃない。

サッカーの一点が、一人で取ったものではないように。


そして、舞台後にみんなと抱き合ってこなかった自分を寂しく思いました。

感動を分かち合うからこそ、また強くなれるのです。

その大事な時を分かち合えていないのは、私だけではなく、スタッフにとっては寂しいものです。

ただでさえ、スタッフは出演者からすると、一体感を分かち合いにくい存在だから。


今年、「ミュージカルひろば」は「オズの魔法使い」(吹田メイシアターにて。12月26日公演)をします。

今年の舞台の後は、私も、それから裏方スタッフも、ばらしの前に、たくさん出演者と抱き合う空間にしたいと

心から思いましたハート