息という字は「自」と「心」 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

今日の朝日新聞の「天声人語」に興味深いことが載っていましたきらきら!!新聞きらきら!!


息という字が、自分の「自」と「心」組み合わせた形なのにふと気付く。

(中略)…思えば息とは重宝なもので、かじかむ指を温められるし、熱い雑炊をさますこともできる。


昨日に引き続きですが、

私が長年学んでいる『ボディートーク』(増田明氏が創設した心身一如ととらえた理論と実践法)では、

人の「息」ということに焦点を当てて、研究と実践をしてきました。

上記の言葉にもあるように、息は実際に手を温めたり、冷やしたりすることもできますが、

話している人の息の状態で、相手の心に与える心理状況は違います。


たとえば、恋をすると、おのずと息は熱くなります。

「嫌い」と言っているのに、「あ、この人、本当は好きだな」と分かるのは、

しぐさ以上にこの恋する熱い息が伝わるからです心


その逆もしかりです。

学校などで悪さをして、「ごめんなさい」と言わされる子どもがいますよね。

言葉は謝っているけど、反省が伝わらないフンごめんなさい

それは、息に「ごめんなさい」という「イメージ」も「感情」もなく、ただ言わされているからです。


「息」の字のごとく、「息」は自分の心を伝えていますね好


人を包み込むようなあたたかな息でいられたら、世界はもっとあたたかくなるだろうなあと思います。


息を変えるには「イメージ」を変えること。

あたたかくありたいと「イメージ」します。


次に「感情」です。あたたかい気持ちって大事ですよね。


そうすると、体の在り方が変わります。

あたたかな息が、自然とあふれるように、内側が変化します。


この「イメージ」と「感情」と「体(の在り方)」によって、息は作られます。

「息は生き方を表す)これは、野口三千三という身体理論を確立した方が言った言葉です。


今のあなたはどんな息ですか?