昨日、優勝が決まって初のホームゲームをする名古屋グランパス(サッカー)の試合にいきました
勝ってくれたら、優勝の喜びと、試合に勝った喜びで、盛り上がれたのですが…
残念なことにFC東京に負けてしまいました
それはさておき・・・
コレ、何しているか分かります?
試合前に、キーパーの楢崎選手が、練習しているところです。
コーチ(?)が軽くキックしたボールを、しなやかな身のこなしで
キャッチするというのを、何度か繰り返します
こういうウォーミング・アップは、一つは全身の筋肉をくまなく使い、
体を温めるのでしょうが、もうひとつに、
「道をつける」作業をしているんだなあと思いました。
山歩きをするとき、けもの道を歩くのは大変です
でも、人が歩いてできた道は、歩きやすいです。
それと同じように、人間は慣れた道を通るのは、自然とできます。
ボディートークでは、それを「道をつける」と言います。
英語を勉強せず、音として聞くことで、英語に慣れるという勉強法もそうです。
耳が音に慣れることで道が付き、他から英語が入ってきても、「ああ、聞いたことがある」と聞けて、
緊張せずに聞けるので、理解できます
サッカーのこの楢崎選手も、試合直前に、今までにつけた道を、再度通すことで、
どんなボールが来ても、イメージしてキャッチができるんですね。
では、このことを応用してみましょう
「おはよう」を言うのが苦手な、現代っ子に「おはよう」の習慣をつけるには
「声の先がけ」で遊ぶことがオススメです。
手を羽にして、部屋の中をチョウチョで飛んでみましょう
そして、人と出会ったら、「おはよう」と言って、くるんと回る。
ゲーム感覚で、相手が答えようと答えまいと、「おはよう」と言いあうようにした、
和気あいあいとしたムードにしていることで、言うのが苦手な子にも道が付いてきます。
日常的にも、相手の答えを期待せず、言い続けること
強制すると、ますます言いにくくなる子もいるからです。
「言わなくていい」のではありません。
「言うのは楽しいし、自然なこと」と、道をつけることです。
では、大人が言わない場合はどうするか・・・
これは社会性の問題になりますから、ちゃんと言えないといけませんね。
でも、子どものとき、いかに道をつけるかが課題なのだと思います。
こどもギュッとね!プロジェクト・・・
お休みだと、なかなか機会がないと気付きました。
サッカー場で久しぶりに会って抱き合う、サポーター同士はだいたい男の子。
女はそういうコミュニケーションが苦手なんだろうか・・・
ちなみに私は、大人と自然に抱き合うのが苦手です。子どもとはなんでもないのになあ