今、学童保育では、「子ども祭」という、秋のお祭りに向け、
みんなで看板を作ったり、ゲームを作ったり、班ごとに分かれて作業しています
子どもたちは看板の文字や絵の工夫、ゲームのルール表やゲーム作り・・・
1年生から6年生までが、力を合わせています
私は学童には行ったことがなくて、小学生時代は友達と遊んだりはしていましたが、
お楽しみ会などでもこういうことは少なかったので、
学童の子たちが、各年齢がみんな活躍できるよう、6年が考えて采配し、
全員で一つのことに取り組む姿はいいなあと思えます
ハサミを使い、ガムテープを使い、両面テープを使い、のりを使い、カッターを使い、マジックを使い…
たくさんの道具を、どうやったらうまく使えるか考え、工夫していくのは、
まさにより生きていく感性を育む一歩です
子どもの頃、「算数はなんのために勉強するの?」と、誰しもがきいたと思います。
でも、大人になって、ミュージカルなどで大道具を作るときの測定など、現実的にも数を使いますが、
物事を整理して考える頭は、数学的だと知りました
国語であれ、理科であれ、社会であれ、英語であれ…学校で学んだ全てのことは、
直接的でなくとも、生きていく上で必要なことだと、大きくなるにつれて実感します
中学の社会の先生が、「歴史は繰り返す。歴史を知ることは、未来を知ること」と、言われました。
人間という生物の在り方、考え方、動き方は、時代は変わっても、本質は変わりません。
それも大人になって知りました
大人社会で人が動くのを見ていると、
地位や名誉のために人を蹴落としたりする戦略は、戦国時代にも重なるし、
大奥のような女のし烈な戦いは、女が集えば起きてくるもののようです。
政治を見ても、芸能界を見ても、自分の足元を見ても、歴史は繰り返しているんですね。
でもそれらの学びも、積極的に取り組んでこそ身に付くもの。
今、こうして学童の子が楽しみながら、取り組んでいるのが嬉しいです。
工作好きの1年のマア君と私は、楽しく星を作って色塗りをしています。
今日は看板の周りに、両面テープで色とりどりに張り付けました
決められたことは嫌いだけど、モノ作りは大好きなので、そこのところをたっぷり活かしています
単純に楽しいです