昨日の朝日新聞に、マウスの実験で「かまずに食べると孤独に?」という記事がありました
その記事によると、かまずに食べれる柔らかい餌を食べ続けたマウスは、そうでないマウスより、
①動揺しやすく、動揺がおさまりにくい。
②集団に入ったときに、ほかのマウスと距離をとり、孤立する。
③活動量が少ない。
という結果になったといいます
よく噛むことは、あごの骨や筋肉だけでなく、脳の発達にも重要であるといいます
そもそも、私たち人間は、全身を細やかにしなやかに使いながら生きています。
「身のこなし」という言葉がありますが、「こなし」は「粉に為す」が語源です。
粉のようにサラサラと、体の中がこなれること
ところが、最近の生活では、全身を使って生きている確率はどれくらいのものでしょう?
現代では、技術の進歩により、生活はどんどん便利で豊かになっています。
だから、ラクに生きようと思えば、いくらでもラクに生きられる状況です
でもだからこそ、エレベーターに乗るのをやめ階段を使ったり、
お料理にひと手間加えたり、お掃除も全身でしたり・・・
ちょっとした全身運動を、楽しく心がけることが大切ですよね
それが孤立心を防ぎ、活動的な心身を作り、動揺しにくくなるなら、
それにこしたことはないですね
私も朝から炊き込みごはんを作り、お昼のお弁当作りに励んでいます
よくかんで食べたいなあと思っています