ボディートーク式朗読法♪ | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

私の母は、ストーリーテラーですきらきら

いろんなところに行っては、お話を聞かせて歩いています。

学校、幼稚園、家庭文庫、図書館…どのくらい話して聞かせているのか、

娘の私には見当もつきませんが、恐らくかなりたくさんですキャッ☆


その母は語ることに真摯で、いろんな勉強会に行って、文学についてや朗読について学んでいますえんぴつ

50歳から始めたのですが、もっと早く勉強を始めたかったと、昨日も言っていました。


そして、ボディートークで朗読を学んできた私からも、朗読を習いたいと言ってくれました。

(なんともまじめな母ですWハート

そこで、さっそく教えることに…。


ボディートークの朗読は、一番最初は「体ほぐし・心ほぐし」で始めます。

日常のストレスを抱えたままでは、自然で素直な表現はできないからです。

普段の体ほぐしよりはサラッとやるつもりが、たまっていた苛立ちが爆発汗

いろんな日頃の感情が飛び出しました。


体ほぐしが終わったら、自然体運動に入ります。

自分で体や心の在り方を積極的に整えることで、表現する覚悟もできてきます。

非日常のことをするには、それなりの準備が必要ですからQueenly


そしていよいよ朗読に。

積み重ねとプロ意識とはすごいもので、

こどもの頃、母親から娘として聞いていたのとは、まるで迫力が違いましたおぉ!おお


そこで今回は、それをさらにレベルアップする方向を目指しました。

まず、文章を≪起承転結≫に分けてみます。

そして、どこに山が来るか、発見します。

物語の朗読の呼吸配分は、すべて作品の起承転結と共にあるからです四つ葉


そして、それができたら、それをいったん忘れて、最初の一文から練習していきます。

ここでやっぱり気になるのが、句読点です。

句読点の度に息がとぎれてしまうのです。

「むかしむかし ある王さまが・・・」という出だしですら、「昔々」と、次の文章の間に溝ができてしまいます。


大切なのは、言葉は切れても息が切れないことです。

息のイメージが一つにつながること。

そこで主語と述語を抜き出して、一息で練習しますやじるし「ある王様が いました」


そこに少しずつ、修飾語を足していきますやじるし「 むかしむかし ある王さまが いました」

すると、だんだん言いたいことに焦点が合い始めます。


それを歩きながら練習します。

そうすると、頭で考えなくてすむし、息が歩みと共に続くからです。

そして、おのずと文章の山に向かって、息が盛り上がっていくのです。


母は娘に教えられるというところの持つ、恥ずかしさを以前はずいぶん持っていたようですが、

今回は、朗読に没頭してくれていました。

どんな人からでも、自分にとって大事だと思えたら学ぶ母を改めて尊敬しました。

そして、教えたことで自分の中の「自然で素直で豊かな全身表現」に焦点を当てた

ボディートークの朗読法が深まり、ますます母に感謝ですLOVE


いつかは、学校や大人にも教えていきたいなと、夢が広がりました虹の橋