前回紹介したケイ君(仮名)の作品です
すごいでしょ?汽車の上のキリン、配色、立体構造…
どれも感動的です
ケイ君は高い集中力で、いつもこうして作品を作っています。
一回作っては眺め、直し、遊んでみてさらに作り直し、
簡単に全部を壊し、新しい形を作っていく…
彼の集中を削がないように、写真を撮らせてもらいました
ケイ君が作品を作る姿を見ていると、芸術の値打ちを感じます
ミュージカルで即興をしていても同じです。
みんなが表現する心と体になっていると、
ひとつのイメージが次を生み、新たな形、表現に次々、変化していきます
その楽しいこと!!
大人になるにつれ、何かをしていると、つい、結果や成果を求め、完成を早く作ろうとしてしまいます。
早くできることで安心してしまうのですね。
でも、本来作品を作る、表現するというのは、果てしない作業です。
その時その時の感性が、互い(人だったり、モノだったり)に響き合い、今の表現が常に次を生んでいくのです
生きていることも、まさに全身表現です。
今ある生き方が、さらに次の自分の生き方を生んでいます
ケイ君のように、常に新鮮に、その変化を楽しみ、形にこだわらず、次が産まれる良さに目を見張り、
喜びにあふれていたいなあと、思いました