昔、KANの「最後に愛は勝つ」という歌が、一躍、ヒット曲になりました 私が中1の時です。
私は恋に夢見る年頃で、その歌詞にドップリはまり、友達と熱唱したものです
・・・最近、あの言葉は真理だと思えます。
今、私の手はまだまだ治りきらない手湿疹で、ザラザラしています。
子どもの中には嫌がる子もいますが、中にはすごく優しく、私の心をフォローしてくれる子がいます
こないだは、学童でお昼寝の時、寝られない子どもの背中をポンポンとしていたら、
男の子(以前書いたジュンタ君(仮名)です)が私を呼んで、
「ぼくには、そのザラザラの手がいいみたい」と、頭をなでるよう、催促されました。
その彼の言葉の優しさに、涙が出ました
今日は5年のソウマ君(仮名)が、≪ごぼう茶≫の作り方を教えてくれました。
≪ごぼう茶≫
①ごぼうをピーラーで薄く削ぐ(洗いすぎないこと!)
②天日干ししてから、フライパンで乾煎りする
③きゅうすにいれて、お湯を注いで出来上がり
というレシピです。
なんでも、肌にいいから、私の手にもいいだろうと、朝のテレビでやっていたのを書きとめてくれたというのです。
なんて優しさでしょう
私は自分の幸せに、胸がいっぱいになりました。
名古屋に来てまだまだ、ボディートークの活動は、なかなか膨らませていません。
でも、砂漠にコップ一杯の水を注ぎ続けるように、
触れ合いによって心が穏やかになることを、毎日、子どもたちに注いでいるつもりです
子どもたちの優しさ、あたたかさが膨らんだことが、なにより嬉しいです
互いを愛し思いやる心、相手のありのままを認める人間的な器も、触れ合いの中から生まれると信じています。
これからも、私は砂漠にコップ一杯の水を注ぐ活動をしたいです。
暖かく、触れるだけもでいいのです。ぜひ、あなたもしてみてください
そのぬくもりから、「最後に愛は勝つ」はずだから!!