文字の即興表現 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

私は学童保育に指導員として通いながら、私なりに表現を導入していく道はないか、日々、模索しています。

表現は、決して難しい物ではありません。

自分の創造性を発揮することですから、とっても楽しいものです。

何気ないことからはいっていけないかなあ・・・と、思っています。


それが、今日、面白い表現遊びを子どもとの間に発見しましたブタ

「あいば はなこ」ちゃん(仮名)が、たまたま宿題の名前の欄に、大きさの違う文字を並べていたので、

「字が踊ってるよ!」というと、まだ一年生のはなちゃんには、「字が踊る」の意味がわからなかったようです。

そこで私は、はなちゃんの文字から受けるイメージで、声を大きくしたり、小さくしたり、低くしたり高くしたり、

そんなふうに読みました。


     あば 


するとはなちゃんは、今度は意図的に、文字を少し崩したり、最初を大きく、次は豆粒サイズなど、

本人なりにどんな声になるかを、予想しながら、字を書いてきます。

私ははなちゃんのイメージをできるだけ、単純に表現して見せます。

そうやって書いては消し、書いては消し、何回も遊びました♪

そして、最後に、「気をつけ!」の文字を書こうね四つ葉 と、規則正しい書き方をしました。


字を書くって一つの表現だし、そこにはたくさんの可能性があります。

それをどう読むかも一つの表現。

昔子どもたちと読んだことのある川俊太郎さんの「もこもこ」という絵本を思い出しました。

あれはまさに、文字とイラスト、音と視覚イメージの表現の芸術です。

はなちゃんともあの絵本を一緒に読みたいなあと思いましたにこ


きっと、学童でなにげなくはじめられる、表現遊びはもっとあるはず。

自分のしてきた形にこだわらず、観念にとらわれず、子どもが表現で膨らむ道をさらに探求したいですドキドキ