こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

こどもの心をでっかくはぐくむ
ミュージカルアカデミー『とぶくじら』では、
こどもミュージカルを、一年かけて作っていきます。

こどもたちの個性を引き出し、
生きる喜びにあふれる練習は、
一回一回が楽しい本番なのです!

恥ずかしがり屋さんも、
元気いっぱいヤンチャくんも、
子どもも大人も、
赤ちゃんまでもが
歌って、踊って、演技して、
笑い転げてミュージカルを作っています!!



一昨年から参加している

半田の新美南吉記念館の横にある

童話の森で行われる文化祭。


今年も参加することになっています。


子どもミュージカルの

ワークショップで、

一日で作品を仕上げて、

野外ステージで本番をします。


ここ2年は、

『手ぶくろを買いに』をしていましたが、

今年は南吉さんの作品の

オムニバスをやります。


まったく新しい子ばかりでは

一日で仕上げるのは難しいため、

ベースをとぶくじらの有志の子で

作っていって、

一番楽しいところを

ワークショップに来た子と創作します。


今日はそのとぶくじらの子の

初の練習をしました。


脚本を配り、

作品ごとにチーム分けを発表。


それぞれの得意と個性を、

今年は作品に取り入れようと、

内容を作り、

さっそく練習をスタート!


柔らかい踊りが得意なタイプと、

かわいい踊りが似合うタイプで、

一緒になって、

『木の祭り』の中で踊る

蝶々とホタルの踊りを作ってもらいました。


ガッツリ踊りたいタイプの2人には、

『カニの商売』のカニ踊りを、

自分たち2人で考えてもらい、

激しく踊ってもらいます。


トランペットが吹ける男の子は、

その曲に合わせて、

トランペットで

合いの手を入れてもらいます。


カニ役のヤンチャ男子は、

みんなで踊る振付を担当してもらいました。


そして、

お話のトップバッターを務めるのは、

『でんでんむし』を演じるメンバー。


小道具の目玉を上手に使い、

小道具と一体になって演じる

工夫をしてもらいます。


激しく動きませんが、

繊細な動きが求められる、

ハードル高めの役柄です。


息の合うメンバーで

工夫してもらいます。


ラストは『赤いろうそく』の

ユニークな動物たちを

みんなでやってもらいます。


自分たちのチームで、

自分たちの作品を膨らませる楽しさを、

存分に味わいつつ、

①自分たちで作る喜び

②魅せるための工夫を考える楽しさ

②新しい子をリードする指導する面白さ

の三つを味わってほしいと

思っています。


それにしても…

それぞれのチームが、

私が手を離しても和気あいあいと

盛り上がって作品を作る姿は

ステキでした。


本番には出られない子も

演出したり、

振付作りを手伝ったり。


自分たちだけの手で生み出し、

形にするワクワクを

全身で表現していました。


充実したみんなの帰りの顔に、

持てる力をフル活用する場がある

達成感に感動しました。