こんにちは。飛ぶ本こと、製本アーティストの山崎曜です。
 
毎日書く、というブログ、途切れましたねー。

数だけでも合わせようと、好きな植物のことを書きます。
電車沿いで、みつけた、イヌホオヅキ。

黒い実がツヤツヤしてやけにキレイでした。

現物では、葉っぱの斑点があまりキレイでないのですが、写真に撮るとキレイに見えますね。

誰の食べあとなのでしょう。ハムグリガ?記憶の彼方からこの名前が出てきました。
検索すると、ハモグリガ、らしい。そして、エカキムシ、なんていう洒落た名前もあるらしいです。

シュルシュル動いているあとは一箇所だけで、あとは斑点ぽいから違うかもしれないけれど。
 
よく観察しようと思って、大きくしてみました。そうしたら、去年、オリンピックを避けて行こうと思っていた、ミネソタの友達のところを思い出しました。

なぜかって?
地図がこんな感じで、穴あきだらけ。つまり、小さな湖がいっぱいなのです。

ミシシッピ川の源流の方。

行きたいです。そのうち。

しばし、思いを馳せつつ、

さて、イヌホオズキの実の方です。葉っぱは確かにホオズキに似ていますが実は中身だけでホオズキの特徴のふくろ部分が全然ないから、今ひとつピンとこないネーミングです。

ふくろ部分は萼(がく)が大きくなったものだそうです。
そこらへん全然理解してなくて花が咲いてから実になるのをちゃんと見てみたいと思いました。
 
花が開いて受粉して実になりながら、萼(がく)が実を覆って閉じながら大きくなっていく、という順序だとしたら、
随分と、ご丁寧な感じですね。

子供の頃センナリホオズキという小さい緑のホオズキが、雑草として近所にたくさん生えていました。

全然見かけなくなって、ずいぶん経ちます。

私にとって、ホオズキとはこれのことで、あの赤い大きなホオズキを実見したのは随分大人になってからです。そして、なぜかとてもびっくりしました(ほんとに最近「鬼灯」という書き方を知った時のびっくり気分に、共通する気分を感じます)

そして、センナリホオズキには、オオニジュウヤホシテントウがいっぱいついていたなぁ。
身の回りの、都市雑草?もずいぶん変わりました。
(そして食害者もうちの庭ではオンブバッタがすごい多さです)


さて、話を初めのイヌホオズキに戻すと、
アメリカイヌホオズキとか似ているのが数種類あるみたいです。あまり細かく知りたいという意欲がないので、これが真にイヌホオズキかどうかは確かでないです。

そういえば、トゲのある、ワルナスビ、の実って何色だっけ?と画像を検索すると黄色、そして黒もちょっとありました。今回のはトゲはないから、ワルナスビっていうことはないです。こちらのネーミングも、実は全然ナスを思わせない、ただ花は少し似てるから、こちらからつけたんだろうけれども、ナスビとは「実」と思うので、今ひとつな名付け、と感じます。でも、そこも面白いのですけれど。