製本アーティストの、飛ぶ本、こと山崎曜(やまざきよう)と申します。

 

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まもなく個展、7月7日(水)から

ギャラリーおかりやさんで。

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「山崎曜とzoomで本を読もう」


参加の方が「このグループでみんなに紹介したい!」という本を読んでくださいます。

その中で、3回くらい前から、ダーウィンとミミズの話が出ています。

 

『NHKカルチャーラジオ 科学と人間「まど・みちおの詩で生命誌をよむ」』中村桂子

 

という本の中に書いてあること、です。

言わずと知れた、進化論のダーウィンですが、数十年にわたって、近所のミミズのことを観察していたそうで、おそらく『ミミズと土』(ダーウィン著、平凡社)という本がその成果だと思います。これも読んでみたい。。

耕さない牧草地に生石灰を撒いて、30年後に掘って、できた層を調べると、生石灰の層の上に18センチの土の層ができていた、とのことでした。これがミミズの仕業だということです。

ちょうどこの本読みやっている時、弟夫妻が庭の手入れに来てくれていたのですが、
本読み終わって私も合流して、少しだけ手伝うと、

弟曰く
「土が上がってきちゃって、万年塀の穴から隣家にこぼれそう、ちょっと退けないと」
と言っていて、
まさに、そういう状況になっちゃってました。

あ、ミミズが!なるほど!と思いました。

その年に生えた草が枯れて積もって、腐葉土になるんでしょうけど、
それをミミズやダンゴムシが食べて、
その「糞」はそのまま、もはや「土」なんでしょう。

ダーウィンの国、イギリスよりもきっと遥かに速く「土」ができるのではないでしょうか、日本、湿度と気温で。

放っておけば、ミミズなどの小さな生き物の力で、家は土の中へと没していくのだな、と思いました。
色々複合的な要因だろうけれど、遺跡も化石(は、古すぎるかな)も土中から出土するのだな、と思いました。

土、ってすごいな。

さて、弟は、もう一つ知らなかった(知っていたけど忘れてた、かな)ことを教えてくれました。

クチナシの花にいる、この小さい虫は、アザミウマ、だそうです。

 

拡大するとこんな感じで、ちょっとハネカクシっぽい輪郭。

(今度、接写レンズで撮ろう)

私は、子供の頃から昆虫好き、図鑑好き、ですから、名前も形も知っていましたが、
なんしろ小さいので、これがそれと認知度が低かったです。

なんでアザミウマ?と、Wikipediaをみると


〈和名は、「馬出よ」などといいながら、アザミの花を振って、出てきた花粉食のアザミウマを数える古い時代の子供の遊びに由来する。〉

とあって、昔(いつ?)の子供って、すごいな、と思いました。

この虫を数えて遊ぶ、ってどんだけマニアック?
昔は、他にもいっぱい虫は居たろうに。。