※’26年3月に追記
不調になった、デロンギ製 KG366J。
昨年後半ぐらいから、挽いてると高確率で途中で止まる。
まぁ、大体そういう時は中で粉が詰まってるのだが。
豆を入れるホッパーなどを外してブラシで掃除してみても
あまり状況が変わらない。
◆2か月ぐらい前の状況
3杯分ぐらいの量を挽くにも何回かに分けないと挽けない。
なんというかパワー不足で途中で止まる感じ。
時間を空けて復活待ち。
・・・モーターに負荷がかかっているのか?
熱対策かなんかで安全装置が働き、止まっているような動き。
分解して掃除しても状況は変わらない。
銀色のガワの中にもコーヒーの粉が入っていた。
うーん。
一時的には調子よいが、結局不調になる.... の繰り返し。
むしろ、だんだん悪化しているのでは?
◆2週間前ぐらい前の状況
最初から豆を入れて挽くとパワー不足で止まる。
ガラガラ回っているところへあとから豆を投入するのは問題なさそう。結局、途中で止まるが。
3杯分ぐらいなら、稀にうまく完走する。
◆そして本日
いよいよ、そういう運用もダメになってきた。
今日は豆なしで空回りさせることもできなくなった。
・・・とうとう故障か?
豆以外の異物をかませると故障するようだが、当然そのようなことはしていない。ゆえに高負荷によってモーター自体が壊れたということはまずないだろう。
電子基板?そういう感じでもないだろうねぇ。
何を確認すべきかよくわからないが、とりあえず清掃以外の目的で改めて分解してみることにした。
分解
透明のホッパーなど取り外せるものは外して分解する。
底面を上にして作業。
①ガワは爪で止まっているのでプラスチック製のカード状のものをかませて開ける。
前面左右2箇所の爪にカードを挟んで、後ろの1箇所を外そうとすると
ガワが下に抜ける感じで外れるので、いつもそうしている
内部の配線があるため、開ける際は過度に引っ張らないように注意する。作業上、ガワはひとまずよけておく。
ガワの杯数を設定するツマミの配線。青白の2本。
②粒度を調整する黒い円盤状の部品を外す
このような箇所が2つあり、こじると外すことができる
※戻すときは裏面の突起を三角のマーク合わせて位置を調整
常態化している不調により、日ごろから高頻度でメンテナンスしているため、円盤も円盤の下もそれほどコーヒー粉で汚れているわけではなかったが、軽くブラシで粉を散らした。
いったん黒い円盤を戻し、銀色のガワがない状態でホッパーなどを取り付け、運転させてみる。
プラグをコンセントに挿し、ホッパーをミディアムぐらいの位置までまわす。
そして、ガワのツマミを回した。
うーん。回るが、なんかぎこちない感じ?不安定?
しかも、ちょいっとホッパーに触れただけで回転が止まった。
こんなに繊細なのか?なにかがおかしいのでは??
仕組みとしては
- ホッパーを回すと挿している溝により黒い円盤がまわる
- その際、周辺のどこかにあるスイッチが入ることで通電
- モーターが回る
といったところだろう。
が、何回も分解清掃しているのにスイッチがどこにあるのかまでは把握はしていなかった。
どこだ?改めて探してみる。ぱっと見なさそうだが。
黒い円盤を外したりしてみた。
あった。こいつだ。
ガワのツマミを回し、マイナスドライバーでスイッチのボタンを押してみる。
おー、モーターがまわるねー。
でも何か感触がおかしい。若干押しづらい感じか?
よく見るとココアパウダーのような細かいコーヒー粉にまぶされていた。黒いからまぶされ具合が分かりづかったがが。
固着はしていないが、粉で押しボタンが動きづらそうである。
押すのも戻るのもはっきりしない。
ボタン付近を綿棒にアルコールをつけて清掃してみた。
(下の写真の赤丸の黒い突起が押しボタンになっている。
周りの銀色は下の方のネジが重なって写っているだけ。)
綿棒に結構汚れがついた。粘土っぽい細かい粒子がとれている。
・・・ポチポチ
押しボタンの動きがスムーズになった。
ガワなしで試運転すると、快調に回る。音が変わった。
逆手順で組み上げる。
復活
早速、最初から豆を入れての試運転。
最近こんなことは怖くてできなかったのだが、直った感触があるので強気。
おー、めっちゃ、快調やん。
音が違う。買ってすぐはこんな音で挽いてことを思い出した。
パワーが戻った。
結局のところ、
原因は スイッチボタン付近の汚れ ということだった。
押しボタンがちゃんと押せてなかったというだけで、モーターの回転が中途半端になるとは.....。
ゴミ捨て場でたまに見かけるこの手の電動ミル...。
コーヒー豆の高騰で飲まなくなったから捨てた?ということではないだろうなぁ。(自身はそうなりかけているが。)
恐らくかなりの頻度で故障するんだろう。
そういえば、某有名メーカーのドライヤーとかもよく捨てられているのを見かける。造りが甘くてすぐに壊れてしまうのか、買い替え需要を見込んで敢えてそうしているのか知らんけど。
母数はたかが知れてても、捨てられてるものに偏りがあると、
あのシリーズは壊れやすいんかなぁといった想像をしてしまう。
そういうのって案の定、修理動画なんかも多く上がってたりするんだが。
その辺で捨てられているモノなんかも、本当にNGなのもあるのだろうが、今回のように ちょっとした手入れで意外と動くものたちもあるんだろうなぁ。もったいないよね。
話はすこし脱線してしまったが、
今回は、とうとう寿命かぁ・・・と諦めて安易に捨てたり、買い換えないでよかったという話。
いやー、当分使える~。
豆代が高いけど。
※以下、’26年3月追記
症状、再発す
症状が再発。
分解したみたが、スイッチは押せてるので他に原因がありそう。
回転しようとするが、力尽きてる感じ。
やはり、基板系か。
となると、モーターものなのでフィルムコンデンサが怪しい?
ツンツンしようとしたところ、
「!!!!」
最初のツンでやけどしそうになる。異様に熱い。
あー、やっぱこいつかな。前回交換しておけばよかったね。
早速、交換。
トルクスネジが2箇所。基板を外す。

とはいえ、配線やら、パーツ類はレジンかなにかで基板に固定されている模様。配線は外さず、そのままでコンデンサのはんだを吸い取りることとした。
外したコンデンサ。
印字は非常に薄い。
X2コンデンサ 275V 0.1μF
6x18x12mm
15mmピッチ
耐候性カテゴリー:40/110/56
といった感じのようだ。
Farad社のPXKシリーズかな?中華コンデンサだね。
手持ちから交換品を探す。
275V以上のX2コンデンサで15mmピッチのものは
・0.1μF LXV-OT6から外したもの
・0.47μF Panasonic製ジャンク家電製品から外したもの
ぐらいしかなかった。どっちも中古ですな。
耐候性カテゴリー:40/100/21だけど、まぁいいことにする。
今回は0.47μFで行くことにした。
大きいけど、上側のスペースはあるしね。抵抗踏んでるけど。
基板をねじ止めし、組み立てる。
通電。
おー、うまく回った。
と思ったのだが、いろいろ調べると今回のような場合は
容量いじらない方がよさそう。
なので0.1μFに再交換。こっちは台湾のMEX/TENTA製。
これで修理完了かな?












