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今回は ROHM社製 BA5417 でアンプを作ってみました

 

 

BA5417 は LXV-OT7 で使用されているアンプIC。

棚を整理していた際、予備として購入していたものがいくつか出てきた。OT7も特にぶっ壊れることもなさそうだし、

 

〝 なんか工作できるのでは? 〟

 

 

ということで早速、データシートを参照。

記載のものをベースに作成してみるかと画策する。

 

動画サイトを見てみると海外民がアンプの作成方法を共有されており、見る限りではそれほど難しくなさそうな感触。

 

なんとなく作ってみて、必要に応じて修正していくスタイルか。

 

ICは2mmピッチ。持ってる基板に刺さらない。

2mmピッチの基板か必要かな?

 

そこで購入したのは秋月電子の

2mmピッチ両面ガラス・ユニバーサル基板Cタイプ(72×48mm)銅はく仕上

というもの・・・。

 

準備

 

2mmピッチの基板を調達したが、ピッチは合っても

穴の大きさが合わなかった。入らないっ。

 

・・・事前に気づけよ。

 

よく見ると、ICの足は割と太いよな。

 

 

 

ピンバイスで15個の穴の大きさを微妙に拡張し、取り付け。

 

ピンアサインと取り付けるパーツは凡そ以下の通りらしい。

今回はBTLでなく、OTLで作成してみる。

 

   ※データシートより OTLモードの場合

 

Pin番号

1 使わない

2 BS2 

3 OUT2     C2,C3,R1,C1

4 VCC       C4

5 OUT1     C6,C5,R2,C7

6 BS1

7 GND

8 STBY     トグルスイッチ

9 FILTER C8

10 NF1      RF1, C9

11 IN1      CIn1

12 IN2      CIn2

13 NF2      RF2, C10

14 PREGND1

15 PREGND2

 

その他、

ターミナル類

ヒートシンク

DCジャック

可変抵抗

RCA

 

部材で必要なのはこれぐらいか。

 

2mmピッチなのでIC付近の配線のはんだ付けがかなりタイトになりそう。

 

部材

 

基本は手持ちで行く感じ。

 

C1,C7       0.15μF → ERO MKT1817 63V 0.15μF

C2,C6       100μF → UTSJ 50V 100μF

R1,R2       2.2Ω → TAKMAN REX

C3,C5       1000μF → FG 16V 2200μF

C4            1000μF → ZLH 25V 1800μF

C8,C9,C10 47μF → SEPF 25V 56μF

CIn1,CIn2     22μF → FW 50V 22μF

RF1,RF2       120Ω → TAKMAN REX

 

抵抗とFG 16V 2200μFを購入したぐらいか。

可変抵抗もなかったので、別件のLTK8002D移設化用の部材と一緒に調達。

 

作成当初、 実はデータシートではなく海外民が投稿されていた動画サイトの内容を参考にしていたため CIn1,CIn2 は4.7μFにしていた。(その動画では電解10μF)

入力のところなので電解の10μFよりはフィルムの4.7μFの方がいいかなと。WIMAを取り付けてたのだが・・・。

 

その後、ROHM社 BA5417評価ボード なるものを発見。

そのボードの値は22μF。差異が気になって 22μFへと変更。

うーむ、これでも使えるけど 4.7μFの時の方が鮮度があったというか、すっきりしててよかったかも。戻す??なんか曇った感があるよなぁ。

 

C3,C4,C5は1000μFからなんとなく増量。

C3とC5はオーディオ用で安価なものとしてFGにした。

C4は電源系なので使いまわし。

C8,C9,C10はフィルター系であるため、高分子の方がよさそうかなと、近い容量で手持ちのSEPFにしてみた。

これもどこかで使ってたものを外したやつ。

 

 

 

音出し

 

15V動作。なかなかよい。

8002Dやらとはやはり違う。余裕がある感じ。

 

が、大きく2点問題あり。

 

可変抵抗を絞った無音時にTOKYO FMを盛大に拾う

 

声バリバリの福のラジオが聴こえとる・・・。

音量を上げていくと問題なく、音楽ソースが鳴る。

小音量時はTOKYO FMが混ざっているなぁ。

 

なんだこりゃ??

 

全般に音量が大きすぎて使い勝手が悪い

 

可変抵抗で絞って、尚且つソース側でも絞らないと音量が大きすぎて使えない。

 

なんだこりゃ??

 

改修工事

 

しばし解決策がないまま運用。使いながら解決策を探る。

 

そんなこんなで、なんとなく解決のヒントになりそうなネタを探しに海外サイトを見ていると・・・

 

RF1,RF2120Ωだとゲインが高すぎるので下げることを推奨しているヒトがいた。

 

ゲインが高いから、暴れん坊なのね。

ダイソースピーカーのアンプの時もゲイン下げたよなぁ。

 

 

680Ω~1.5kΩぐらいがよいらしい。

 

https://electro-dan.co.uk/Electronics/BA5417_BA5406.aspx

 

手持ちに1.47kΩ があったので120Ωから交換することとした。

はんだ付けした後なので交換作業はかなり厄介。

 

件の入力のコンデンサの容量はというと、2.2やら1.0でよかったようだ。

 

やはりか。4.7で良好だったし。

そういえば、OT7の入力も2.2ぐらいだったような・・・。

 

今回はMKT1813に交換することとする。

 

CIn1,CIn2     22μF → MKT1813 63V 2.2μF

RF1,RF2       120Ω → Vishay RN55 1.47kΩ

C4            1000μF → ZLH 25V 1800μF+0.1μF

 

C4にはパスコンを0.1μFパラっておいた。(裏面)

 

 

さてゲインが下がって使い勝手がよくなったわけだが、肝心の

音はどうなんだろうか。

 

うーん。かなり良いのでは??

 

 

ゲインを下げて鮮度がおちたという感じはしない。

特に問題なさそうというか、なかなかよい。

弦楽器の響きが結構いい感じ。

 

一方、

やはりというかボリューム0の時にTokyoFMを拾う状況は変わらない。色々試したところ、アンプというよりはどうやらスピーカーケーブルが拾っているっぽい。

ケーブルをフェライトクランプしたら劇的に改善した。

 

 

まとめ?

気軽な感じな用途においては、しばしこのアンプを使ってみようと思う。机の上で小さなスピーカーを鳴らすとか。

ケースに入れたら、普通につかえるなぁ。

 

何回か部品取り付け後のやり直しが発生したため、裏面の配線がやや乱れた。2号機を作る機会があれば美しくしたい。

 

実際に音出ししないとわからないこともあるので、なかなか計画通りにはいかないねぇ。

ケーブル類はシールドされているものを使うのが吉かも。