aitendoでもらった AMラジオレシーバ TA7642 の処遇をどうするか逡巡し、ストレート式ラジオを作成した前回だったが...
・NHK第一との混信がひどい
・上の方の周波数が拾いづらい
→文化放送:1134、ニッポン放送:1242が聞きづらい
→ラジオ日本:1422 が入らない
といったところからストレート式に限界を感じ、
スーパーヘテロダイン式のラジオを作成することに踏み切った。
構成はストレート式作成時と同様に書籍を参考にする。
この本の第六章にあるラジオの作成を目指す。
概要
- ラジオICは三洋電機のLA1600
- スーパーヘテロダイン式
- 中間周波トランス、赤色コア、黄色コアを使用
と概ねこんな感じ。
ポイント:前回同様
- コスト
コストをかけすぎてしまうのは本末転倒
パーツは極力在庫で賄う
- アンプとの組合せ
M2073と組み合わせ
部材
購入したものは
- AMラジオ用IC:LA1600
- フィルムコンデンサ:0.047μF, 0.015μF
- ポリバリコン160pF + 80pF
- トリマーコンデンサ10pF x2個
- バーアンテナ600μH ※実際は620ぐらいのようだ
- OSCコイル 赤色コア360μH
- 中間周波トランス 455kHz 黄色コア
- セラミック・フィルタ
- ICソケット 9pin
- 1μF フィルムコンデンサ
- 抵抗 510Ω
- 抵抗 1Ω = M2037のスピーカー負荷の場合の発振対策用
- IC:UTC製M2703 互換2703
- 可変抵抗:10kΩ Aカーブ
- 積セラコンデンサ:0.1μF*3
- アルミ電解コンデンサ:22μF, 10μF, 220μF x2(共に増量)
- フィルムコンデンサ:0.01μF, 0.22μF
- トグルスイッチ:1回路2接点
- ツマミ:ポリバリコン用, 可変抵抗用
- スピーカー:8Ω
- 電源端子
- ターミナルブロック
- ICソケット:DIP8ピン
- 電池ボックス 単4×3本ので代用
エネループであれば3.6Vぐらい - 電池:単4×3本 但し、エネループ
- ユニバーサル基板
Day1
基板上のものは現物合わせで、
まずバーアンテナの場所をマスキングテープを貼って確保した後、ポリバリコンの位置を決めてから、ICのソケットを配置。
一旦ICから電源系までを作成。
その後、赤色コアやら黄色コア、セラミック・フィルタの位置決めをなんとなく仮置きしてから決める。
コアの足は基板の穴のピッチが合わせるため、向きを45℃傾けて斜めに配置した。
その後、2073の8ピン周辺→スピーカー出力へ。
そして可変抵抗周り。
LEDはないと不便なので電源付近に後付け。電池食いそうだが。
抵抗は120Ωを合成で作成。
最後にポリバリコンとアンテナを取り付けた。
トグルスイッチやら電源端子、電池は前回から流用。
割と特筆すべきものはない感じで完成した。
前回の反省から、ジャンパー線はシールドケーブルにしている。
試聴したいのだが、LA1600の到着待ち。
Day2
LA1600が到着するまで1W程度空いた。
早速、挿して電源投入。
ラジオ音声だぁ。高校野球だねぇ。
スーパー式すごいわ。
混信してない。ちゃんと選局できてる。
音もクリア。
が、上限がTBS:954。
あー、調整が必要なのか。
バリコンを下限にしてNHK第一に合わせる。
赤色コアをねじるようだ。金属のドライバーであると欠けるようなので、竹の割りばしの先を削ってマイナスドライバーを作成。
ねじってみた。
うーむ。上限は文化放送:1134になったなぁ。
なぜ?それより上は??
中学校の時に授業で作ったAMラジオは何気にスーパー式だったんだなぁと思った。普通に選局できてたし。赤やら黄色のコアもあったような気がする。ラジオの仕組みは分かってないではんだ付け重視だったよなぁ。部品の説明は授業でされとったが。
とか考えて、この辺で寝た。
Day2
上限が低い件につき、色々調べてみる。
原因はチューニングで使用するコンデンサーの容量が過多なんだろうなぁと。上限は140pFという本の指示を超えて160pFのものを使っているが、絞ればいいので多分問題ないはず。
下限の方がおかしいのだろう。
良くわからず付けたトリマーが原因なんかなぁ。
よく見たらポリバリコンにネジついてるねぇ。
これはトリマー付属というやつなのでは??
書籍には付属してない場合にトリマーを使うように書いてある。
こういうことか。
早速ポリバリコンの160pF側に並行で取り付けていた10pFのトリマー(下限は3pF)を外してみる。はんだ付けしているので容易ではないが。
上限が文化放送:1134からニッポン放送:1242になった。
やはりコイツだったか。
ひとまず、ニッポン放送で黄色コアをねじり、音が大きくてよい感じのところで止めてみた。
NHK第一からニッポン放送までクリアに聴ける。
この方式考えた人、偉大だねぇ。
トリマー除去もう一個あるが、遅い時間だったので寝た。
Day3
ポリバリコンでいうと80pF側のトリマーを撤去。
はんだ付けしてしまったので面倒くさい作業だなぁ。
ついでに、GNDの細い箇所が目についたので銅板で増強する対応を行った。
セリアの木箱が転がってたので仮住まい
上限は動いたっぽい。
果たして...
窓際にて ラジオ日本:1422を受信!!
弱いけど、カナガー県からの電波キャッチしたわ。すごい。
おー、今度は下限がおかしい。
いじりすぎたか。
下限でNHK第一が入るぐらいにして
上限の方を探ってみると、ラジオ日本入ってる!
測定する機械はないので感覚でしかないが、調整完了。
ひとまず、関東一円のAM局が聞けるラジオが完成した。
8Ωスピーカーは5cmぐらいのユニットをガムボトルに挿して
鳴らしている。すきまテープで周りをふさいで、中にはフエルト貼っておいた。100均素材の余り。
電池持ちもいいし、十分すぎる。
深夜便聴きながら寝落ちしようっと。


