お別れプレゼント:TA7642の活用に関する備忘録 | tobilishi721のブログ

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aitendoでもらった

 

”お別れプレゼント AMラジオレシーバ TA7642”

 

の処遇をどうするべきか、逡巡していた3月のこの頃。

 

 

AMラジオは相次いで 停波する流れ となっているが、

 

 

・・・敢えてAMラジオを作ってみてもいいかな

 

と。

 

NHK第一専用機になる可能性大だが。

まぁ、FEN? AFN?なども聴けるか。

 

DSPのFMラジオと違ってAMだと色々大変そうな印象がある。

 

ポリバリコンとかバーアンテナの扱いについて全く知識がない。

 

色々見てると、方式によってアンテナとバリコンは組み合わせがあるようだ。

 

お別れプレゼントのIC以外に何をそろえればいいのか。

 

キットがお気軽だが、それだとTA7642自体が入っているので意味がない。紹介されている構成を参考にするしかないか。

 

作成するにあたってのポイントは...

  1. コスト
    @20円程度のTA7642を活用するのにコストを
    かけすぎてしまうのは本末転倒
     
  2. アンプとの組合せ
    何らかのアンプICと組み合わせてスピーカーで鳴らしたい。PAM8403と組み合わせている海外動画があったが、PAMからノイズ出そうかなぁ、とか。
    LM386なんかの方がよいか?
     
  3. ラジオのタイプ
    スーパーヘテロダイン式の方が性能はいいのだろうが、コスト的に合わなさそう。今回はストレート式でいいんじゃないかなぁ?アンテナとポリバリコンの入手性はいかに??

 

AMラジオかぁ。そういえば...

 

ふと、以前にこんな本を買ったなぁと思いだし、探すこと数分。

奥底に仕舞ったと思っていたが、意外とすんなり出てきたよ。

 

 

 

パラパラめくっていたところ、

勝手に挙げた先述のポイントを踏まえたような構成を見つけたので、ようやく具体的な方向性が決まってきた。

 

 

方向性

  • 前述の書籍の
    P.61 : 安定動作するように改良した3端子AMラジオの回路 を参考にする
  • ストレート式とする
  • 入手性を考えてアンテナもポリバリコンもストレート式のものにする →応用が利かない
  • パーツは極力手持ち在庫で賄う
NJM2073Dとの組み合わせになっているので丁度良いかなと。
互換のM2073の在庫があったはず。
 
スピーカーはひとまず1個でいいか。
 

 

 

部材

 

購入したものは

  • 単連ポリバリコン266pF
  • バーアンテナ330μH
  • ポリバリコン用のダイヤルツマミ φ40-42ぐらいのもの
  • 1μF フィルムコンデンサ
  • 抵抗 1Ω  = M2037のスピーカー負荷の場合の発振対策用
ぐらい。
 
以下、在庫品
※書籍の減圧回路部分はB案(LED)の方を採用。
 このため、A案のトランジスタや抵抗は使用しない。
※リストにあるポリバリコンの延長シャフトは自作可能かな?
 → 保留中
  • IC:TA7642 お別れプレゼント
  • IC:UTC製M2703 互換2703
  • LED:黄緑 赤や緑はなかった
  • 抵抗:100kΩ、1kΩ、390Ω 各1本
    ※390Ωは直列で合成=LED用の負荷
  • 可変抵抗:10kΩ Aカーブ
  • 積セラコンデンサ:0.01μF、0.1μF*3
  • アルミ電解コンデンサ:10μF、220μF(100から増量)
  • フィルムコンデンサ:0.01μF、0.22μF
  • トグルスイッチ:1回路2接点
  • スピーカー:8Ω
  • 電源端子
  • ターミナルブロック
  • ICソケット:DIP8ピン/3ピン
  • 電池ボックス 単4×3本ので代用
    エネループであれば3.6Vぐらいなのでなんとかなるかな
  • 電池:単4×3本 但し、エネループ
  • ユニバーサル基板
 
意外と
使いまわしやら、撤去パーツやらでやりくりできそうかな。
 
aitendoのキット購入した方が満足度が高そうなのだが、
泥沼と突き進む。
 

 

Day1

 

基板上のものは現物合わせでなんとなく電源系からパーツを置いて順番に作成していく。試行錯誤...

 

LEDの降圧回路→2073の8ピン周辺→スピーカー出力へ。

 

次いでTA7642周りと可変抵抗周り。

 

ポリバリコンとアンテナを取り付けてみる。

この2つはどのようにつなげるのが最善なのかわからないので少々長めのケーブルで仮接続しておく。

 

一旦、トグルスイッチなしで。

 

割と特筆すべきものはない感じで完成した。

 

試聴♪

 

 

ラジオ音声だぁ。

 

が、音が異様に小さい。

 

ダメだ。何か間違えている。

音は出てるので受信はできている。

GNDへの接続漏れかな。日付が変わったので寝よ。

 

 

 

 

Day2

 

書籍の図を眺める。

 

うーん。やはりGNDへの接続漏れが2箇所。

  • フィルムコンデンサ:0.01μF辺り
  • ポリバリコン
早速つなげると普通の音量で鳴った。
まぁ、こうでないと実用性がない。
 
M2073を入れた意味があった感じ。
いや、むしろ音量は十分すぎる。ボリューム絞っても大きいな。
 
さて試聴♪
 
拙宅だと、594kHz(NHK第一)様の主張が激しすぎだぁ。
 
いろいろまわすが、NHK第一が常に混信してくる感じ。
鉄筋なので、他が弱いというか、立地やらこの建物自体の特性がそうなんだろうな。
 
ベランダに出たが、状況はあまり変わらず。
ベランダの方位が悪いのだろう。
多分ラジオの送信所との向きが合ってない。

 

 

Day3

 

動画などでいろいろ見ていたところ、ポリバリコンやらバーアンテナを基板につける方法がようやく分かった。

ポリバリコンは基板に穴をあけてねじ止めすればよかったのね。

ネジ穴あるじゃん。だからネジが2本がついてたのか。

 

ピンバイスで基板に穴をあけ、ポリバリコンを設置。

ポリバリコンとバーアンテナの仮配線を外し、取り付け直した。

 

受信状況はあまり変わらないが、無駄に長くとっておいた配線がなくなったのはいいのかも。

 

混信系のトラブルには?ポリバリコンからGNDにつなぐところでなんかトリマーコンデンサ?を使って容量の微調整した方がよいのか?

 

配線自体が拾っているようなので、線材をシールドされているものに貼りなおしたりしてみた。

結果、ダイヤルでの選局は結構シビアだが、第二、AFN、TBSぐらいまでの受信状況がよくなった感じ?

 

594kHz: NHK第一の電波が強すぎる 

693:NHK第二もクリアに入るようになった

810:AFNも確認できた

954:TBSラジオも確認できた NHK第一が混ざっている

 

これ以上は多分、文化放送?なのかNHK第一の主張が激しく、不明な局が混信して聞き取れなかった。というか、上の方はどこひねってもNHK第一しか聞こえない。

 

1242:ニッポン放送 位置を色々変えたら、かろうじて入った

 

1134:文化放送はいずこ???

1422:ラジオ日本も受信できていない。

 

 

Day4

 

延長シャフトの工作

ひとまず、なんとかなった。

M2.6×10mm長の六角スペーサー:オスメスを2個つなげ軸とした。これでφ6のツマミが使える。

 

このままだと時計回りには回るが、反時計回りに回すとネジが外れて回せない。

 

根元部分であるが、ポリバリコン側は長円形になっている。

長円の直線部分となる2辺に引っかけて回せるような部品が必要だ。ここをプラ板で現物合わせで作成した。

 

真鍮製のものを買ってもいくらでもないのだが、送料がかかるので総費用としてはバカにならない。アリエクでも結構高い。

 

 

今回購入したφ40ぐらいのダイヤルツマミの形状もある程度参考にした。プラ板だが、接着して乾燥させると結構強度ありそう。

タミヤセメントの緑の流し込み、恐るべし。

 

おー、接着剤乾燥後は普通に回せている。

 

見つけられなかった文化放送が見つかった。

やはりNHK第一と混ざっているが。

 

というか、多分スピーカーケーブルがアンテナになって、FM局を拾ってしまっているようだ。長さによってJ-WAVEやらFM栃木が入っていた。

 

1422ラジオ日本はいずこ...。

 

別の中華ラジオで試してみた。

入りづらいが、拾えている。

 

すげーな。中華ラジオ。DSPだから?

 

 

Day5

 

基板に穴をあけ、結束バンド2本でバーアンテナを固定した。

マスキングテープでの仮止めだったのだが、位置が決まってきたかな。

が、固定した途端、うんともすんとも言わなくなる。

 

アンテナ回りは繊細であるため、固定の際になんか壊したかな?

と思ったのだが、問題なさそう。アンテナの線が細すぎるんよ。

断線しそうで怖い。

 

配線を確認したところ、M2037からGNDに落とす線のはんだ不良だった。

 

本日の収穫

GNDが貧弱そうだったので薄い銅板を差し込み、若干強化した。

銅板を細長く切ったものをGNDの配線の下に差し込み、はんだ付け。

ラジオを鳴らしながら、細長い銅板をGND辺りに当ててたら、ノイズが減った。なんでGNDベタとかやってるヒトがいるのかなぁとか思ってたけど意味が分かった気がする。

 

普通に机の上に置いていても、NHK第一からTBSまではややクリアに聞けるようになった。

 

文化放送は夜間でないと無理かなぁ。ニッポン放送もNHK第一と混ざりながらだが、まぁまぁ拾えるようになった。

ラジオ日本は相変わらず入らない。

 

ストレート式は概ねこんな感じになってしまうようだ。

限界を感じつつある。

 

スーパーラジオを並行して作成することとした。

 

Day6:改造

 

実用に耐えないストレート式をつくってしまったのであるが、

色々見ていると、なんか先人の方々が作ったストレート式と違う気が.....。

 

工夫をしたら、もう少し使えるようになるのでは?

 

という観点でネットを探していると、この方が採用された方法をであれば実用的なラジオになるのでは?という気になってきた。

 

感度の低い7642に手を加えて感度や選択度を改善するというもの。まさに求めていたものではないか。

 

 

 

書かれている回路図を参考に、自分が作ったラジオと比較。

どこを変えたらいいのかを考えた。

 

結論を先に言うと、この手で実用に耐えるラジオになった。

サイト主様ありがとうございます。

 

<改造後>

ダイヤルを回すと無音のところがほぼなく、全般的にNHK第一が入っているが、TBSやら文化放送やらにダイヤルが合うと各局をほぼクリアに受信する。

 

・ラジオ日本がこのラジオで初めて拾えた

・ラジオ日本以上の帯域にダイヤルがまだ回せる

・NHK第一以下の帯域にもダイヤルがまだ回せる

・各局受信の際にNHK第一との混信がほぼない
 NHK第一から文化放送まではクリア

 ニッポン放送はうっすら混信/ラジオ日本はやや混信

 

すごい。

ニッポン放送でプロやきうを聴きながら、これを書いている。

 

<作業>

既存環境から撤去したのはTA7642のOUT側にいた0.1μFの積セラと0.01μFの積セラの2個だけ。

 

購入した追加の部材

・BC547L 秋月で10個100円

・10pF 秋月で10個100円 ※1個単位で購入可

 

雨なのにチャリで買いに行ったのは何故なんだ....

 

手持ち在庫の追加部材

・1000pF チップ

・220kΩ チップ

・1MΩ

 

チップしか手元になかったので、はさみで切れる基板にチップで回路?を作って足を延ばす形で既存の配線に組み込んだ。

 

 

失敗した箇所

・すさまじいノイズが発生
 →10kΩの可変抵抗を誤配線していた

・NHK第一しか拾えない

 →200kΩからGNDに落とす箇所を誤っていた。

  200kΩは片側しか接続してなかった。

その他、バーアンテナからの肌色線と黒線を各所と逆につないでいた。(影響なし?)

 

試行錯誤ながら、誤りをデバッグしつつ現況に。

なんだ?NHK第一しか聴こえないじゃんと思っていたが、ちゃんと受信するところにダイヤルが回ると各局を受信するラジオになっていた。ラジオ日本も拾えたよ~。

 

すごいね。

 

ダイヤルはφ41mmのものにした。微妙なチューニングが必要なので。この子も電池持ちしそう。

 

エミッタフォロワのバッファということについて勉強しよっと。