「AKI.DAC-U2704 REV.C」に関する備忘録 | tobilishi721のブログ

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AKI.DAC-U2704 REV.C を作成しましたので記録します。

性能もさることながら、作成自体もそれほど難易度は高くないので人気があるのかなと思いました。

 

 

1号機作成

作成にあたり、まずはキットの内容物等を秋月のサイトにあるマニュアルから確認しました。

 

取り付けが必要なパーツは基本的に手持ちのものを使い、キットのものを使わない感じです。

ないものは千石などで購入しました。

 

抵抗

手持ちとの兼ね合いでタクマンREYかDale RN55にしました。

AKI.DAC用 15Ω*2、10KΩ*2

別基板用 330Ω*2

抵抗は干渉をさけるために適宜表裏に取り付けています

 

コンデンサ

手持ちとの兼ね合いです。

C3,4 Mullard 200V0.022 表裏に1個ずつ

C5,6 MUSE KZ 25V470 →別基板に出向

C11 ZLH 25V1000 + ZLH 25V470 ※1500の手持ちがなかったため、並列で1470に

C14 UTSJ 25V1000 サイズ感より

C16,17 UTSJ 25V220 サイズ感より

別基板用 日精電機 100V0.012*2

 

RCA

OT4のオリジナルを換装したものの、あとから外した金メッキが甘いものを流用しました。(脚の形状は合うように加工)

 

別基板:ローパスフィルタ

どうやらローパスフィルタを別基板で作成したほうがよいようです。

理屈がよくわかっていないので詳細は他の方のサイトをご参照ください。

 

今回は以下の構成で作成しました。

330Ω*2 既述

25V470*2 および 100V0.012*2 既述

インダクタ 太陽誘電 2.2mH*2

OT1/OT3やOT2に添付の六角のスペーサーが潤沢にあるので

2階建てにしてみました。基板間のケーブル長も短くできますし。

 

水晶発振器

別記事で記述の通り、2.5ppmのものに換装しています。

(すみません。それが主題なもので。)

 

PCからは LXU-OT2 と見えているようですが、音は無事に出ております。

誤認?は同じPCM2704だからでしょうかね。

 

基板のままだと事故がおきそうなので適当に容器に詰めました。

RCAとUSBの口を穴開けし、確保する感じです。

円柱なので二階建てはいったん解消して六角スペーサーをねじ止めに利用しています。

ふたが閉まります。

もう少し小さい方がよいのでいい容器があれば宿替えします。

 

 

2号機作成

入手困難な2.7mHのインダクタ(面実装ですが)と0.01µFが届いたので2号機を作成しました。

ローパスフィルタの470をFGの耐圧16Vのものにして1号機よりもコンパクトに作成することを目指しました。

 

ローパスフィルタ構成

390Ω*2

16V470*2 および Wima MKS2 100V0.01*2

インダクタ Bourn 2.7mH 350mA *2 SRR1208-272KL

 

冷凍コンテナに入れてみた

ふたが閉まらないので基板と干渉する部分はスリット状に削って閉められるようにしました。

 

抵抗

タクマンREYかDale RN55

AKI.DAC用 15Ω*2、10KΩ*2

2号機は表面のみに取り付け

別基板用 390Ω*2

 

コンデンサ

C3,4 Mullard 200V0.022 表裏に1個ずつ

C5,6 FG 16V470 →別基板に出向

C11 SUNCON 16V1500

C14 FG 16V1000

C16,17 FG 16V220

別基板用 WIMA 100V0.01*2
→後日、KP1830 63V 0.01*2に変更した

 

2.5ppmのTCXOはこれで在庫が尽きたのでPCM2704系での遊びはおしまいですかね・・・。

 

 

2023/3追記

3号機作成

入手困難な2.7mHのインダクタは秋月電子で販売されているようです。

秋月電子のサイトより

 

そのインダクタを使ってみたかったのと、PCM2704Cと旧PCM2704を入れ替えるため3号機を作成しました。

 

例のごとく100均で購入のJR貨物のコンテナに収容することにします。

 

ローパスフィルタの470はFGの耐圧25Vのものにしてみました。

 

ローパスフィルタ構成

390Ω*2

FG 25V470*2 および 東信工業UPZ 100V0.01*2

インダクタ  特殊電機株式会社 2.7mH*2

 

2号機同様、ふたが閉まらないので基板と干渉する部分はスリット状に削って閉められるようにしています。

 

※この向きには設置していません。

 

 

抵抗

タクマンREYかDale RN55

AKI.DAC用 15Ω*2、10KΩ*2 3号機の10Kは5K+5Kで合成

LPF基板用 390Ω*2

 

コンデンサ

C3,4 不明 250V0.022

C5,6 FG 25V470 →別基板に出向

C11 APS 6.3V1500

C14 APS 16V1000

C16,17 Silmic 16V220

LPF基板用 東信工業UPZ 100V 0.01*2

→後日、KP1830 63V 0.01*2に変更した

 

LEDは赤にしました。

 

穴は今回は割と丁寧にカッターとピンバイスで開けてみました。

多少はズレたけど。

 

こういうのは本来 Lch が上の方が正しいが

電源(USB)の位置が上方になる方が気になったので...

 

音はつまってるというか、まだこなれていない感じだなぁ。

 

セールで買った旧PCM2704は4個。

OT2の修理で2個、この3号機に使ったのが1個、1個破壊という結末。

3号機の2704CがNFJに行って、NFJの2704がOT2の1枚目に行って、セールの2704が3号機に来た感じ。

歩留まり悪いね。結構遊べたが、フラックスクリーナーの事故がなければもうちょいなんかできたかなぁ。

 

水晶発振器は初期のままなのでどうにかするかもしれないが、そのままかもしれない。

 

後日追記

GWに入り、マルツよりTCXOが届いたので入れてみた。

手間がかかるのでGW向きだ。この手の作業は組み立て時にやる方がよい。

 

今回は税込み約400円で最安の ECS-TXO-2016-33-120-TR を使った。

 

2016サイズは字が読みづらい。

基板の印字やソケットの向きと逆に取付けてしまった。

事故防止のため、油性ペンで黒丸を書いておいた。

 

基板のX1,C1,C2,R5を取り外した時の後戻りできない感が久しぶり。

 

3.3V: 今回はC9の下側はやめて、レギュレータから頂く形に

GND: C9の上側へ

信号: PCM2704の28pinへ

 

PCとつないで認識するか毎回緊張するが、うまくいった。

おお、外したC11を戻すの忘れてる。なくても動くのか??

 

今、音出し中。しばし、このままにしておこう。

KP1830に換えてからそれほど動かしてないし。

 

赤白問題の解決

RCAは横の物をつかわないで、縦の物を使えばよかったっぽい。

GWに棚を整理していたら、OT7で使っていたものが出てきてひらめいた。

OT7のRCAはがっちりタイプに交換したので、外したのよね。

 

ホットボンドでくっつけていた2*2を1*2二つに再分割してみた。

縦型はさすがに上から白赤。

早速入れ替えてみた。やれやれ。

 

もう一つの1*2は 2号機:冷凍コンテナに展開。

冷凍コンテナの方も、ちゃんと上から白赤になりました。

こちらはRCAが基板直付けの位置だったので調整がやっかいでしたが。

 

今は冷凍コンテナの方で音出し中。

 

1号機はどうしようか・・・。

 

OT6のを交換した際の2*2がもう一組あったので、また2つに分けて対応することとした。2号機とパターンは同じ。

LEDの延長に時間をくったがなんとか対応。

 

3台とも 上が白、下が赤になりましたとさ。めでたしめでたし。

 

今は1号機で音出し中。