tobilishi721のブログ

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LXA-OT4のTPA3112が2枚のうち片方がおかしい感じ。

関連してTPA311xシリーズを調べていたら、安価なTPA3110で遊べそうな感触を得る。海外発の動画においてデコーダーボードと組み合わせて音出ししているのを散見し・・・。

 

この手のデコーダーボードに縁がなかったので単純に興味があり工作することとした。といっても出来合いのものをつなぐだけなのであるが。これはクルマ用なのかな?

BTは要らんかなぁ。SDカードとラジオが聴ければいいかなといった程度。

 

例のごとく某中華サイトでTPA3110と思しきボードをいくつかとデコーダーボードなどをまとめて買ってみた。700円だかある程度の金額を超えると7日以内に届くらしい。

 

TPA3110のボードはモノラルのもの(白い方)と、1枚でステレオ動作できるもの(青い方)を選んでみた。今回は後者を使う。

青い方はターミナルが付いているものを敢えて選んだのだが、ターミナルの質があまりよろしくないのでちょっと後悔。そもそもこのぐらつきはなんなのか。ターミナル無しの基板でよいと思った。でもそれだと長辺が横方向になっちゃうか。

 

結局、電源入力が特に不安定だったため、電源と音声入力のターミナルは秋月電子で購入したものと交換した。

音声の方は2.54mmピッチの物。

 

 

Day1

例のごとく100均ケースを購入。

”中が見えるボックス-クリア”というもの。

 

デコーダーボードの幅を考慮し、縦115x横174x高さ56mmと少し大きめだがこれを選択。アンプ部分が仮にモノラル2枚に変更してもいける大きさだし。

 

さて、まずはケースに穴あけ。

 

正面デコーダーボード、可変抵抗、LED、トグルスイッチ、押ボタンスイッチとした。

12V電源のon/offはトグルスイッチ

デコーダーボードのon/off(シンプルにアンプとして使いたい場合があるかな、と)は押ボタンを想定。

 

背面はDCジャック、FMアンテナ用のミニジャック、RCA、スピーカー端子といった感じ。

 

正面に来るもの(可変抵抗とLED以外)は一旦パネル取付して様子をみる。

 

穴あけに時間を要したため、Day1は主に電源系を仕込むことにした。電源投入時に発光するLEDを仕込み、アンプ部分とデコーダーボード部分の通電を確認して作業終了・・・。

 

と、その前にひと作業。

前述の通り、アンプの電源入力部分のターミナルが不安定であっため、ターミナルを交換することとした。

 

 

が、交換後なぜかアンプ部に電源が入らない。

上の写真の通り、この時は基板の裏につけている。

 

作業が終了できない・・・。

 

通電しているのは確認できたのだが・・・。

結局、原因がわからず、新品の同じアンプモジュールに交換。

原因究明は後日としたい。多分、スルーホールの破壊か、はんだごての熱のような気が。

 

 

Day2

ターミナルの交換を新たなボードで実施。今度は低融点はんだで慎重に取り外して取り付けた。取り回しづらいので基板裏はやめて表側に取り付けた。通電は問題なし。

 

FMはアンテナつながってないが、SCANである程度拾える。

音は出てないからなんともだが。

 

 

さて本日Day2は音声信号系。

 

入力はデコーダーボードとRCAの2系統。両者を可変抵抗を介してアンプと結線していく。

 

デコーダーボードの音声信号系コネクタは4本で出力。

整品に添付のコネクタ付きのケーブルは細いため、コネクタは外して直接ケーブルをはんだ付けする形でやり替えた。

R, GND, LとFMアンテナ入力の4本。

 

 

FMアンテナのケーブルはシールド付きのケーブルを選択した。

秋月電子2階で販売している1cの耐熱・細径シールド線。

 

アンテナは背面のミニジャック端子と結線。

アンテナのGNDはよくわからないのでDC端子のGNDに結線しておいた。不要??

 

ひとまず、RCAとBTの出力の各3本を3pinのターミナルに集約しておいた。可変抵抗とは明日以降に結線しよう。

 

入力系より簡単なので、先にスピーカー端子とアンプを結線。

この部分の黄緑のターミナルはそのまま利用。

取り付けが曲がっているよな。配送中に曲がった?

 

ケーブル太めだと問題ないのか?

 

可変抵抗(10kΩ-A)を正面パネルにしこんだ。

ねじ止めのみで結線は明日以降・・・。

 

アンテナはつなげた際に感度がUpすることを確認。

もともと拾えている局はアンテナ無しの方が拾えている。

うーむ。

 

後日追記:

アンテナのGNDは上の写真にあるように電源の-につなげていたのだが、間違いだね。

デコーダボードの音声系のGND(LR共通)が正解みたい。

イヤホンケーブルをアンテナ代わりにしているラジオあるしね。先に10kΩ(実際は手持ちの9.9kΩ)を付けて可変抵抗のGNDにはんだ付けした。

外部アンテナが機能しだしたぞ。

 

DSPラジオのチップはなんなのかよくわからない。

多分これなのだが、何なのでしょう??

 

眠いので寝る。

 

 

Day3

昨晩眠くてめんどくさくなっていた、可変抵抗と3pinターミナル、アンプの音声入力を結線。

デコーダーボードに付属しているコンデンサは怪しい中華製だったので手持ちのルビコン製の通常品に交換しておいた。10V100μF→16V220μF

 

やっと音出し。

 

なんなくFM東京が鳴っている。福山雅治氏がしゃべっとるな。

 

トグルスイッチの動作が想定と上下逆だったので、まわして上下を逆に留め直したぐらい。

 

デコーダーボード

Bluetooth:つなげるものがないので特に使わない。

おそらく技適マークがないと思われるので使わないのが吉。

MP3:特に問題なし。SDカードから音楽鳴らせている。

AUX:ミニジャックの用意が面倒なので未確認。多分使わない。

FMラジオ:それほど性能はよくないが、実用には耐えている。

アンテナ次第なのだろう。FM東京やInterfmなど拙宅でよく入る局はきれいに鳴っている。中華製なのに最初から76MHz開始でスキャンしてくれるのがよい。

リモコン:電池はCR2025と裏面にあるが、ご家庭によくあるボタン電池のCR2032で問題なく使えている。2025よりもやや厚いようだが。

 

このデコーダーボードの許容の電源は9-12V。5Vのレギュレータが予めついているものを選んでおいた。レギュレータにはおまじない程度にヒートシンクをつけてみた。ラズパイ用のもの。

 

アンプ

可もなく不可もなく。価格が破壊的なのでまずそれが驚き。

出力も十分。音は薄っぺらい印象。

デコーダーボード側をOFFしてRCAからLXV-OT8+LXV-OT9の音声入力を聴いたが、やはりこっちの方が聴きなれているFMラジオ音声だなぁ。

後日、CDなども聴いてみよう。

 

デコーダーボードに引っ張られて今回はアンプも12V動作にしている。本当はもっと高い電圧の方がよいのだろうが。

ACアダプターは3Aなのでアンペア数はぎりぎりなのかも。

発熱は問題なし。フタを閉めていても大丈夫。

電源投入時に青ランプがつく。知らなかったのでオレンジのLEDを用意してしまった。青はマスクしようかな。

→後日コンデンサを交換したら隠れた

 

FMラジオのチャンネルをリモコンで変えられるのは便利で良いかも。

 

出力側のコンデンサの容量やらインダクタを変えた方がいいようだが、どうなんだろうか。

 

ぶっ壊した?1枚目のアンプあたりで後日試せたらいいなと思う。(遠い目・・・)

 

 

Day4?

さてこのデコーダーボードだが、一夜で電源が入らず・・・。

 

やむをえず 同じ店で同じものを注文したが、後日微妙に違うものが届いた。電源のプラスマイナスが逆だし。

結局、こいつはSDが使えなかったため動画を送って不良品認定してもらい、返金してもらう。送料と時間の無駄・・・。

 

クーポンが出たので違う店=台湾の店?で注文。

台湾から届くのに時間がかかる。配送のステータスが変わらないまま3W程度経過。どこ経由してるのか??

 

ようやく届いたため、本日取付してようやく動作。

2月から初めてもう4月やんけ。

アリエクは安いけど納期がかかるし、品質がかなりいい加減。

こういう急がないで安価に工作するのには向いているかな。

 

中は配線を整理してないけど暫定でこんな感じ。

また一夜で死んだら、泣く・・・。

 

 

Day 5

アンプに付属の

  • 表面実装のコンデンサ4個
  • インダクター4個
  • インダクターの間のチップコンデンサ2個

を交換してみた。

 

表面実装: 35V220→Silmic 16V470

インダクタ: むき出しの22 uH→シールドの22 uH

チップコンデンサ: 耐圧不明2.2μF→25v4.7μF

インダクタをはがした際の余波で近くにいたコイツも剥がれた。

ピンバイスで穴をあけ、裏面に無極性の電解コンを取り付け。

秋月の386アンプキットに入ってた緑のBPが2個手持ちであったので利用。

 

音域が狭い感じなのは変わらないが、楽器が楽器らしく聴こえるようになってきた感じかなぁ。最初はこなれてない感じだったが、半日鳴らしてたらこなれてきた。ちょっと取付に時間を要し熱がかかったため、エージングが必要かも。

どうなるかなぁ。

 

 

後日

しばし音出ししたまま放置して様子をみたところ、かなりいい感じになった。

この手の中華アンプは元が安価なのでコストバランス的に手を加えるのに躊躇するけど、ちょっと部品を変えるなどすると意外と使えるものになるのかも。

今回はありあわせの部品で交換したが、ちゃんとした容量で交換するといい結果になるんだろうね。

 

お値段相応の音ではなくなったのは確か。