録りだめていたドラマや映画を見過ぎて少し寝不足の営業マンKです。
そして、今日も録画フル稼働中です。
現場トレーニング担当になって8ヶ月。
今日は以前、同じ事務所で一緒だった太田リーダーの事務所を借りて事務作業中。
移動先の事務所でも太田リーダーは大活躍で、チームの成績は常に目標達成。
飛び込み営業を始めて3ヶ月目の新人、高島くんが戻ってきた。
高島 「ただいま、戻りました」
太田 「お帰り」
高島 「いやあー、い感じだったんですけど、後日検討に・・・」
太田リーダーに聞かれることを察知してか、聞かれる前に今日の結果を話し始めた。
太田 「今日、契約できそうな案件だったよね?」
高島 「商品!いねって言ってくれたんですが・・・」
太田 「そう、言われてどう答えたの?」
高島 「そうなんですよ!○○が特に・・・・」
高島 「それで、商品の説明を詳しく始めたんですが・・・・」
電話でのテンションも高く、ノリの良いお客様だったらしい。
太田 「なるほど、対応の仕方も検討の原因だったかな?」
高島 「・・・」
太田 「購入の決断の時に、営業マンの対応の仕方で・・・」
太田 「おそらく、いきなり同調されたことで迷われたんだな」
太田 「よくあるケースだよ」
高島 「どう、対応すればよかったですか?」
太田 「同調の仕方、受けとめの方法が大切なんだ」
高島 「どうすればよかったんですか?」
思わず、二人の会話に聞きっていしまった。
太田 「まず、『有難うございます。』」
太田 「次に、方法は色々あるけど、第三者トークがいいな。」
高島 「第三者トーク?」
太田 「有難うございます。そうなんです。」
太田 「先ほどの方も○○を気にいってくださっていました」
太田 「いきなり、同調されるよりも第三者からの反応も混ぜる」
高島 「なるほど」
太田 「ノリや反応がいい時ほど、ぐっとこらえて対応する」
太田 「第三者的に皆さん○○と言ってくださいます、とか」
太田 「Kさんも、よく使いますよね、この方法!」
影を潜めて聞いていたから、いきなり振られて、ちょっと焦った。
私 「そうですね。先日の方も・・・・・・。」
思わず、太田リーダーに合わせる形に。
自然とトレーニングになっている。太田リーダーの凄いところはここだな。そして、常に色々な人を自然に巻き込んでくる。
その後、高島くんは、一人でブツブツ。
先ほど太田リーダーから教えて貰ったやり方を一人で繰り返していた。
高島くん、素直でこれから、売れていくんだろうな・・・
今回、
太田リーダーは、受けとめるに加えて第三者トークを使った。
最初はしっかりとお客様の言葉を
受けとめる
お客様の賛同も断りも、まずは受けとめる
まずは、
『そうなんです』『おっしゃる通りです』『なるほど』・・・・
いいことも、わるいことも
まずは、受けとめる
受けとめることが最初の一歩です。
太田リーダーと高島くんとの会話を聞きながら、
この、受けとめることに関して別のことも考えていた
受けとめることは
営業だけだでなく、日常の出来事も、他人に対しても、自分に対しても
受けとめることが出来れば、苦しいことも楽になり、楽しいことはさらに楽しくなります。
受けとめる 受けとめる
二人の会話を聞きながら、ある人を思い出していた
誰のこと?
そのうち・・・・
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