動物を知らなくても全然OK!知ってれば、誰でも楽しく学べる!動物園・水族館に足を運んでみよう! | アラフェネ動物記

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こんにちは、アラフェネです。

 

今回は、<動物園・水族館まわり方>の記事になります。

 

 

生物を生きたまま展示している博物館であり、動物福祉、保護研究などを行う総合施設として、

年々その需要や重要性が高まっています。

 

また、楽しめるレジャー施設という顔を持ち、年齢性別を問わずに誰もが受け入れられる場所であったり、環境教育の場としても注目が集まっており、来園する私たちにもマナーと学びの心をもって楽しんでいきたいところです。

 

今回は<動物園・水族館>とはどういった施設なのか、マナーやおすすめのまわり方などをご紹介したいと思います。

 

 

※今回の記事の内容ですが、私個人的に推奨の方法を記載するものであって、

動物園・水族館の一個人の方法を否定するものではありません。

何卒、ご理解よろしくお願いいたします。

また、こちらの記事では便宜上、動物園・水族館を<施設>として記載させて頂きます。

 

 

 

 

 

  動物園・水族館とは?

まず内容に入る前に、動物園・水族館について簡単におさらいします。

 

動物園・水族館とは、陸上動物水棲哺乳類(アシカ、アザラシ、ラッコなど)水棲鳥類(ペンギン、ウミガラス、カツオドリ)魚類などの水生動物、植物などを飼育し、一般公開などを行う<生体博物館>のことです。

 

基本的にライオンやゾウなどの陸生は動物園、サファリパーク、魚類やイルカなど水生は水族館、水族園といった大まかに分かれているんですが、アシカやアザラシ、水鳥などは動物園・水族館問わず飼育されていることもあります。

現在は、生体を展示するだけにとどまらず、絶滅が危惧されている野生動植物種の個体数回復、生態研究などを行う施設としても重要視されています。

 

 

〇4つの役割

 

また、施設の役割としてWAZA<世界動物園水族館協会>が提唱している大まかに4つの役割を担っており、

<種の保存><調査研究>その過程で得られた資料の一部を一般公開を行い教育事業行う<環境教育>、実際に観察し5感で感じてもらう<レクリエーション>などがあります。

 

<種の保存>では、絶滅しないように動植物種を保護繁殖し、それを有利にするために生態や生理、習性などの<調査研究>を行います。

そこで得た一部の情報を実際の動物などを展示を通し、一般公開することで、<環境教育>にも役立て、

実際に訪れた来園・来館者が楽しく学べるレジャー的な施設として、見て触れ合って感じることができる<レクリエーション>

という役割もあります。

 

このように、読んでいただいて感じられるように、役割は4つで、1つにすべてつながっていることがわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

  来園・来館マナー

 

 

まず、最初にマナーになります。

不特定多数の多くが集う公共施設では、周りの人が不快になるような行為はしてはいけないのは、当然で共通の部分ではあるのですが、生体を展示する施設では、動物にも悪影響の可能性があるという事です。

 

 

例えば、指定された喫煙所以外での喫煙によるたばこの煙や、とばされやすいゴミ(袋など)の放置による誤食カメラのフラッシュ、動物に対する注意書きの無視、など多岐にわたりますが、すべて記載することはできません。

特に、屋上や壁で仕切られていない展示場などは、ゴミが中に入り、知らぬ間に動物たちが誤飲してしまう危険性がありますので、きちんとごみ箱に捨てるか持ち帰るようにしたいです。

 

施設では原則ペット(犬、猫、鳥類、爬虫類)などの同行が禁止されています。

主な影響として考えられるのが、ペットの毛や羽毛の飛散、排泄物の不始末、相個体間のストレスなど、展示動物だけではなく、来園者の健康や精神面に強い影響があると懸念されるためです。

その場合、ペットホテル知人や友人に預けるなどが必要です。

 

 

動物福祉の意識が向上しているのもあって、多くの来園者はマナーに気を付けている方が多いのですが、

稀ですが、つい動物が苦手なことをしてしまう、ゴミの放置などやや見受けられます。

 

動物を観察する際はこれらのまわりの来園者と動物に対しての最低限のマナーに気を付けていきたいところです。

 

 

 

  事前準備・情報収集

 

〇八木山動物園<フジサキの杜>(宮城)さんの案内図やイベント日程

 

 

 

まず、施設に行く前に、事前情報を集めるのがおすすめです。

交通手段や入場、退場時間はもちろんなんですが、

園内の特色、どんな動物が展示されているか、動物の様子、イベント、グッズ情報、その他などですね。

 

 

これらの情報ですが、多くは施設内のパンフレットやチラシに一冊にまとめてあり、入口の含め、施設内のいたるところにそれらが置かれています。

事前にネットやSNSなどで、情報を集めていなければ、このパンフレットやチラシを見るだけで全然OKです。

また、一歩踏み込んで飼育員に質問してみるのも良く、図鑑や教科書に載っていない貴重な情報を聞ける可能性があり、

もし聞きにくいのであれば、実際に担当飼育員が開催する動物のお話会などがありますので、その時に聞いてみるのも

いいかもしれません。

 

ここからは、各情報別にお話をしていきたいと思いますのでお付き合い頂ければと思います。

 

 

 

  〇開園閉園時間

基本的に多くの施設は、法律、条令、福祉的な関係上、動物を展示できる時間が定めているところが多く、平均9時~16時と開園時間が設定されているところが多いです。

想像以上に時間が限られており、大きな動物園の場合、よほど慣れた人ではないと回り切れない部分が出てきてしまう可能性があります。

施設を訪れるならば、多くの動物の情報を得るためにも、計画的にどの時間に回ってみたほうが効率が良いのか、確認をしておきたいです。

 

また、施設によっては開園時に動物に給餌する場面がみられる可能性が高く、開園した後に見たい動物を優先的に観察しておくことをお勧めします。

 

限られた施設だけになりますが、夜間での行動を観察して頂くために、夜間展示(ナイトサファリ)などを行う施設も

増えているようで、ライオンやカバなどの夜行性で活発な動物は、昼間とは一味違った動物の様子を観察することもできます。

 

 

 

  展示時間または展示期間

基本的に展示されている多くの動物は、開園から閉園まで終日まで展示している場合がほとんどなんですが

種によっては展示時間や期間を指定している場合があります。

 

主に動物の個体ごとのコンディション(体調)やストレスなどの影響を受けやすい種、BL(ブリーディングトレード)など、

生理・生体・習性を総合的に勘案し、展示時間を指定する場合がありますので、事前に公式HPやパンフレットなどで展示時間・期間を調べておくとおすすめです。

例えば、上野恩賜動物園などの<ジャイアントパンダ>を展示している施設などでは、非常に人気がある動物では、

都市圏などでは、連日混雑が予想されるため、公式HPで整理券などを期間限定で発行しているパターンもあります。

(新型コロナウィルスの影響下もあって、ネットで整理券を事前に発行し、入場するパターンもありました。)

 

 

生まれたばかりの赤ちゃんを展示する幼体の展示については、ストレス的な体調の影響も考慮し、1年うち展示期間(〇月○日~〇月○日の間のみなど)を限定している場合があり、事前に細やかなリサーチが必要になることがありますので常に情報を

取り入れるようにしてみてください。

 

 

 

  イベント

 

当然ですが、時間があらかじめ設定されており、その日、その月に行うイベントが異なることが多く、

一日ですべてのイベントを周り切ることができません。

 

施設では単に動物を展示するだけではなく、飼育員が業務の一つとして自ら、動物のお話会アニマルショー(牧羊犬やバードパフォーマンス)などの多彩なイベントを行っており、いかに多くの人々に動物に興味を持ってもらえるかを重点に置いています。

やはり、イベントというだけあって、壮大で会場を歓喜にわかせる演出が多く盛り込んであり、誰でも気軽に楽しめる内容となっています。

 

イベント時間は、その月、その日にあらかじめ事前に公式HPやパンフレット、園内掲示板などで確認することができます。

しかし、当然ですがイベントだけ行うというわけにはいかないので、飼育員の業務をこなしながら合間にイベントを

開催するということもあり、同じ時間に違う場所で開催するということがほとんどです。

その為、一日ですべてのイベントを周ることは不可能に近いです。

ですのであらかじめ、どのイベントに参加するのか、そこに見たい種(イヌ、ネコ、鳥、爬虫類)がいるのかをしっかり優先して計画に盛り込んだ上参加するといいかもしれません。

 

 

 

  学びを添えたい

 

〇多摩動物公園(東京)さんの解説ボード

施設を周っていると順路の壁や展示場のいたるところに、施設の飼育員が業務の合間に作成した、動物に関する紹介、研究資料、用語解説、家族構成などを沢山見受けられると思います。

 

多くの施設では、動物らが展示されている横や手前に種名や分類、生態、生息地、生息状況などの情報が書かれていることが多いと思います。

また、大きい施設などでは、施設独自にその動物についての取り組みや海外などの交流などが書かれており、その施設でしかない特色を知ることができます。

大抵はパソコンなどで作成しているものもあれば、飼育員が業務の合間に手書きで看板からイラストまで手作りで紹介する施設もあるそうです。

 

動物を可愛い、かっこいい、珍しいなどの感情はやはり動物を観察する上ではそそられる要素として大切な要素だと思います。

施設内の情報の中ではネットでは得られない情報が多く書かれているものもありますので、そこを一歩踏んで、どの仲間なのか、どこに生息しているのかだけでも勉強していきたいところです。

 

 

 

 

  おすすめの観察方法

 

ここまで長々とお話しましたが、最後に実際に私が施設を周る際に、意識している部分を

お話していきたいとおもいます。

 

周り方に正解などはありませんので、楽しかった、勉強になった、来てよかったと思えるまわり方を見つけてみるのも

面白いですね。

 

 

〇見たい動物を優先する

施設にはさまざまな動物種が展示されており、どれも魅力的でつい足を止めてしまいがちなのですが、ここは一度我慢して

1番見たい動物の展示場へ向かうという事です。

施設へ来たからにはそれぞれ<これは絶対に見たい、触れ合いたい>動物がそれぞれ異なるとは思いますが、先に

足を運ぶことで、効率よく観察することができます。

展示期間や時間が定められている場合は、いうまでもありません。

 

また、種に関する掲示板も読む気力もあるので、より多くの情報を吸収できるのもメリットです

 

 

 

〇イベントに積極的に参加

施設のイベントは楽しく動物について学べる部分であり、積極的に参加して欲しいです。

 

キャットショー、ペンギンショー、バードショー、イルカアシカショー動物のお話会、餌やり、様々で実際に

生き物の力強さを間近で体験できる貴重な時間です。

主催は飼育員が自ら行うので、中には動物の解説を行いながらショーを行うパターンが多くなっていますので、

楽しみながら生体について学ぶことができます。

時間が限られていますので、好きな動物出てくるイベントであればなおさら優先して参加するのがおすすめです。

 

 

 

〇写真、動画撮影を行う

動物を観察するうえで、目、鼻、耳など五感を通じて、動物を観察していきます。

脳に焼き付けるのも良いのですが、可能であれば写真動画撮影などもしておきたいです。

動物の動きは微妙にその日によって異なっていたりするので、多くの写真や動画があると帰った時に種の分析ができます。

 

 

しかし、撮影の際、最も注意すべき点は、フラッシュをたかないことです。

カメラのフラッシュは動物に強いストレスがかかるだけでなく、目の病気<網膜炎、失明>を引き起こす要因ともなりえますので、予め、設定をしてください。

フラッシュ禁止などの表示があるところにも注意が必要です。

 

 

〇持ち物・服装

持ち物に関しては特にこれといったおすすめは無く自由でよいのですが、

カメラ(スマホ、ビデオカメラ)、メモ帳、服装ですが、施設によっては足場が悪い場所を通ったり、森などを切り開いて

順路にした場所もあり、スニーカー、長ズボンなどがいいと思います。

 

 

 

 

 

近年、野生動植物の個体数が激減していることもあり、人類一つ一つの行動が大きな影響を与えています。

世界的にみても野生動植物種を保護することができる動物園・水族館は他の公共施設に比べて圧倒的に少なく、

ゆういつの場所だと思います。

動物だけでなく、一歩踏み込んで取り組みなどにもいちど耳を傾けるのもいいのかもしれません。

 

今回の内容は以上となります。

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最後までご購読ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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〇兄妹を探す物語

 

 

<2024年4月31日で投稿終了しました>


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