第29回 じゃんけんプログラム作り⑤ | モカ先生のプログラミング講座&鬼のパンツをはいた小学生たち

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プログラミング学習は、考え、実行・変換・修正を繰り返しながら、答えを出します。学習の基本姿勢です。このブログは、小学生が取り組むプログラミング講座と、それにチャレンジする子ども達との教室で繰り広げられる思いもかけないエピソードを綴ったブログです。

 3つ目の項目「論理演算子」を理解しよう

 

 じゃんけんプログラムを作る上で大切な項目が4つありました。

 1つ目の項目⇒scanf 関数  

 2つ目の項目⇒「配列」 

 3つ目の項目⇒比較演算子と論理演算子(ろんりえんざんし)

 4つ目の項目⇒ランダム関数

 

 これまでで、じゃんけんの勝ち負けをコンピュータに審判させるために、比較演算子を使って、覚えてもらい、覚えてもらったことを、画面に表示するところまでできました。今日は、いよいよ勝負の勝つ場合と引き分けと負ける場合をすべて、コンピュータが判断できるように、プログラミングします。そのパターンは、9通りありますから、9通りを作ります。

 

 

 そのために、今日は、論理演算子について、学びます。論理演算子には、主に「&&」と「||」の2つがあります。&は「アンド」と読みます。|は「バーティカル バー」と読みます。バーティカル バーは、なかなか覚えにくいので、簡単に「たて棒」と呼んでもいいですよ。

 

 

 

 &は shiftキーを押しながら、 を押します。|はshiftキーを押しながら、 を押します。論理演算子は、2つ以上の条件を組み合わせて、判断させます。今回のじゃんけんプログラムでは、論理演算子「&&」を使います。自分のグー・チョキ・パーと対戦相手のグー・チョキ・パーを組み合わせる時に使います。

 

 

 対戦の組み合わせですね。

 

 

 そうです。自分が  で、対戦相手が  を出します。その時、「対戦相手の勝ち」と表示します。自分がで、対戦相手が  を出します。その時、「あなたの負け」と表示します。というように、自分と対戦相手の手の組み合わせによって、判定する内容が変わりますよね。その組み合わせを表すときに、論理演算子「&&」を使います。使い方は、下のように表します。

 

 そうか。グーの時は1、チョキの時は2、パーの時は3でしたね。これを考えていくと、組み合わせが9通りあると思いますが・・。

 

 そうですね。9通りです。

 このように両方の条件にあてはまるようにするのが、論理演算子&&です。もう一つの論理演算子の||は、また使うときに説明しましょう。今日は、ここまでにします。

 

 

 

前回は、第28回 じゃんけんプログラム作り④ でした。

https://ameblo.jp/tobidasutanpopo/entry-12348504103.html

 

次回は、第30回 じゃんけんプログラム作り⑥30 です。

https://ameblo.jp/tobidasutanpopo/entry-12349606366.html

 

 

 


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