『まつりつくば』参戦 | 飛び出せ!青森委員会のブログ

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2010年青森青年会議所の飛び出せ!青森委員会のブログです。

今回は気になる祭りがあったので視察に飛び出しました。

青森のねぶたは世界中に遠征の歴史がありますが、

十年以上も継続し、最も大きく発展したねぶたをどうしてもこの目で確かめたいと

前から気になっておりました。


茨城県筑波市の『まつりつくば』はつくばJCが主体となって始めた事業で、

青森のねぶたをはじめ、多くの祭りが連なりパレードをします。

この祭りに青森JCが直接絡んでいるわけではありませんが、私の勝手な好奇心から、

関係者にお願いして個人的に見学させていただきました。

今回はあくまでも個人行動ということでご理解ください。


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飛び出した感想を率直に述べると・・・深く感動しました。

そして、様々な考えが頭をめぐり、今はいろいろ悩んでおります。

想像以上に大きな祭りで、とても書ききれませんが、できるだけ簡潔にまとめます。

もっと詳しく知りたい方は直接聞いてください。


最も強く印象に残ったことは、つくばJCメンバーの溢れるパワーと器量の大きさです。

二日間で約50万人が訪れる祭りをJCが運営しております。本当にそのくらい人がいました。

「だし」もかなりの数です。大型ねぶた、子どもねぶた、神輿、ソーラン、ダンスetc・・・

周辺では、ステージでイベントが行われ、パレードが始まる前にも車道を使いイベント(↓)が・・・


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多すぎて全て把握できません。とにかく規模がでかく人が多く様々!

そんなイベントをどうしてJCが管理運営できるの?・・・と正直思いました。

答えは単純(難しい事ですが)、とにかく多くの人や団体を巻き込んでいるからです。


青年会議所は自主財源だから・・・

青年会議所は自らで考え、自分たちで行動にうつす団体だから・・・

青年会議所は○○(他団体)とは目的が違うから・・・

景気が悪いから・・・

すべての言い訳を覆すだけのポジティブさと行動力に圧倒されました。

その証拠に、今回は何十人というメンバー・OBにお会いしましたが、最近では挨拶代わりとなっている

「世の中厳しいから」「どこの会社も大変だね」的な事を言うメンバーは誰一人としていませんでした。


二つの感情が同時に湧きおこりました。

一つ目は反省。

青森JCが今年掲げている大きなテーマが「交流」です。

青森JCは、まだまだまだまだまだまだ足りません。

西田理事長はそれを感じ、所信を書いていると思われますが、実践するはずの委員長(私)がまだまだ・・・・

ぜーんぜん駄目ですね。決して自虐的なキャラではないのですが、甘さを痛感しております。

言い訳のしようもありません。

二つ目は希望です。

青年会議所の無限の可能性を改めて感じました。

地域の特性はあるにしても、つくばJCにできて青森JCにできないわけがない、もちろんその逆もしかり。

なぜなら、地域の若者が集まるという事では共通だからです。

若者のパワーと行動力があれば、今の想像を超えられるのだと教えられました。

とても嬉しいです。帰ってきてから、なんかワクワクしてます。

感想はここまで。頭の中が整理ついたら、後のブログに反映させます。


青森JCは今でも充分に誇れる団体ですが、もっともっと魅力を高めるために、

今回の経験は自分の行動に表して伝えていけたらと思っております。

飛び出して本当によかったです。


↓↓↓以下は「まつりつくば」やつくばJCメンバーの紹介です↓↓↓

思いつくままに何点か載せておきます。


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【地元のまつり】

もともと地元の祭りである神輿(↑)も多数パレードに加わります。イキのいいお兄ちゃんや、

小さな子どもが神輿の上で扇子を振り、大勢で担いでおります。

ねぶたと一緒に運行することで、より多くの市民の前で披露することができ、

ねぶたをうまく使って地元の祭りの活性化にも繋がっていると思います。


【出店など】

運行コースの上には、垂直に交差するように大きな歩道橋があり、その上では屋台が立ち並んでおります。

上からはパレードが見えないのですが、かなり広い範囲でお店が出展され、

そのエリア全て、歩けないくらい人がごった返しております。

とくかく人が多いです。

第二会場という、運行コースより少し離れた会場もあり、ここでもイベントが開催される等、

広範囲にわたってにぎわう祭りです。

そんな中、青森のブースもありました。

鹿内市長もきており、新幹線開業のPRをしておりました。(↓)

市長も『まつりつくば』を見て感激しておられたようです。


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【ねぶた小屋&跳人募集】

公園の脇に大きなねぶた小屋を設置します。大型ねぶた8台くらい入るような大きな小屋です

それが全て繋がっており、大型3台、バルーンねぶた(後ほど説明)、こどもねぶたetcがならびます。

そして、ねぶた小屋前では跳人の募集がしてあります。

まちのいたる所にポスターも掲示しておるのですが、まだまだ跳人は少ないです。

市民の祭りということで、ぜひとも増やしたい気持ちは青森と同じだと思います。

共通の課題として、つくばの方々と意見交換する場があってもいいと感じました。

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【バルーンねぶた】
つくばオリジナルのねぶたとしてバルーンねぶたが目玉となっております。

台車は大型ねぶたと同じものを使用し、ねぶたのサイズはバルーンのほうが大きいです。

この記事の一番最初の写真でねぶたの隣にあるのがふくらます前の状態です。

(皆さん、何だろう??と気になったはずです)

下(↓)が完成形。歩道橋など、くぐれない場所ではすこし空気を抜いて、

通過したらまたふくらまします。

両脇にひもがついており、あたりそうになると、そのひもを引っ張って強引に形を変形させることができます。

台車の下や龍の口からが白い煙を吐きます。

バルーンなので、多少の接触は気にせず、ガンガンまわります。2周3周はあたりまえ!


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その他、大型ねぶたの台車の上にステージと音響設備を載せ、DJが祭りをもりあげたり、

子どもたち100名くらいのダンスがあったり、ソーランやらストリートダンスやら・・・


【つくばJC】
数年前まで60名だった会員が現在130名。

拡大率30%は当たりまえで、目標は毎年60%だそうです。

130名で3か月連続100%例会を達成するなど、勢いが半端ではありません。

青森JCでもねぶたの台組・台上げ・解体は大変な作業ですが、

つくばJCは4台行います。

まつりの最中でとても忙しいはずなのに、私なんかのために気を使ってくれ、

懇親会にもかなり多くの方が顔をだしてくれました。

みんな明るく、楽しい人たちで、ポジティブです。

その原動力を訪ねたところ、出向が大きく関係しているようです。

ブロック・地区はもちろんのこと(地区会長輩出ですので)

日本やJCIにも多く出向させ、そこで得た経験や人脈をLOMに持ち帰り、

更なるLOMの活性化につなげているようです。

今の青森JCには耳が痛い・・・


ここまで見せつけられては、私も黙っているわけにはいきませんので、

これまでの保守的な自分から脱却しなくては、と感じております。

機会があれば、もっと多くのメンバーと一緒に参加し、同じ感動を味わってもらいたいと思います。


もう一回、気合を入れなおさないと!!


ヨッシー