とべとべくさの日記

「杉本玄覚貞光 展」は無事終了いたしました。

皆さま色々な事情があるなか、お越しくださいまして誠にありがとうございました。

また、WEB SHOPをご覧いただきました皆さま、とべとべ初図録をご覧になってお問い合わせくださった皆さま、これまたとべとべ初ZOOM談話会にご参加くださった皆さま、ご協力いただきました柳下季器さま、仙波一郎さま心より感謝申し上げます。

 

再来年、きっと杉本先生は浅草に降臨いたします。

どうぞお楽しみに!!

ありがとうございましたm(_ _)m

 

さて!来る10/3(土)より「ローリングストーン陶芸家 谷本洋展 傷だらけの天使vol.2」を開催いたします!

なんだそりゃ、と思う方も多いと思いますが、作品も含め、ご本人も私達も全て本気です。

皆さまのご来店をお待ちいたしております。

 

とべとべくさ 伊藤順子

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(DMより抜粋)

 

ご好評いただいた「傷だらけの天使」シリーズの展示第二弾を開催いたします。

去年、「傷だらけの天使って何?」とよく聞かれましたのでお伝えしておきますと、1974年に放送された萩原健一さん主演のテレビドラマの表題です。

残念ながら萩原さんは去年、亡くなられました。

萩原さんの大ファンである洋さんによる追悼展であったわけです。

伊賀の見所である自然釉・コゲ・緋色などは薪窯焼成の賜物ですが、歩留まりが悪く、景色はいいのに破損した状態で出てくるなんてことがよくあります。

「例によって命は保障しないけど報酬は弾むわ」状態です。

そんな傷だらけの作品から厳選し金継ぎや見立てを以って新たな命を吹き込み天使の享楽を決め込むのが「傷だらけの天使」展であります。

今年は直しにも少し工夫を加えるなど、更に充実した展示になる予定です。もちろん茶器、花器、酒器、食器と幅広くご覧いただけます。

最近、二言目には「私なんてそこらへんに転がる石コロみたいなもんです」とおっしゃっていましたが、ついに肩書きにしてしまった伊賀のミッ○・ジ○ガーによるパンチの効いた作品にご期待ください。

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「ローリングストーン陶芸家 谷本洋展 傷だらけの天使vol.2」

 

【会期】

2020年10月3日(土)~11日(日)

12:00~19:00

作家在廊予定:3日(土)~5日(月)

※新型コロナウィルス感染症関連の状況により在廊については変更となる場合がございます。

※会期中無休

 

【会場】

ギャラリーとべとべくさ

東京都台東区西浅草2-7-1

http://tobetobe-kusa.jp/

090-2526-9940

ウェブショップにも出品作を掲載中です

 

 

 

何百年と人々の眼を耐えてきた名品というものは美しいと感じられる形の基準となる均衡を保っていて、
それに学んだりその均衡を体得しようとするのが「写す」ということなのではないかと思います。


光悦の写しをしようとする人はたくさんいると思いますが、そのうちいくらかの人が光悦による均衡の型を体得した場合、みんな光悦になってしまうわけではなく、ちょっとした違いが出ると思います。
体積でいえば極わずかな部分に詰め込まれたその違いを「個性」とするのが「写し」なのではないでしょうか。
どのように「写し」に取り組んできたのか、どう理解しているのかなどが「個性」の部分に表れ、その作品を決定づける。と考えております。

なんてことを店でお客さんにお話していたら褒めてくれたので書きました。
みなさんも全力で褒めてください。
褒められると伸びるタイプで、批判には滅法弱いので批判はしないでください。

 

伊藤貴志

 

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やきもの とべとべくさ
〒111-0035
東京都台東区西浅草2-7-1
http://tobetobe-kusa.jp
信楽・備前・瀬戸などのぐい呑、徳利などの酒器、茶碗、花器、その他器を取り扱っています。
ネット販売もしております。
ぜひご覧ください。

・常設取り扱い作家さん(五十音順・敬称略)
市川透
市野健太

内村慎太郎
太田梁
大西雅文
北村圭泉

梶原靖元
神戸光昭

小出尚永
小島陽介
澤克典
澤清嗣
清水万佐年

杉本玄覚貞光

杉江智

杉本祐

鈴木五郎
鈴木大弓

鈴木涼子
曽我尭

谷本貴
谷本洋
戸川博之
西岡悠

橋本一成
福島一紘

福島真弥

藤田直樹

藤ノ木陽太郎
古谷和也

盆出哲宣
松本伴宏

村越琢磨
村山健太郎

柳下季器
山口真人
渡辺愛子

こんにちは。

もうご存知の方も多いと思いますが、備前の小出尚永さんが亡くなりました。

体も大きく、筋肉質で、優しさのなかにも強い意志が見られ、とても健康的な印象がありましたので、ご家族からご連絡をいただいても俄かには信じ難いことでした。 

弊店ではグループ展や常設展示で作品を置かせていただいておりましたが、力強い作品から繊細な作品まで、焼しめという括りのなかで驚くほど幅広い表現をされる方でした。

独特の価値観も印象的でした。

 「注ぎ口から垂れる分は器に呑ませる分だ」

 「ぐい呑は洗わなくてもいい。毎日呑むんだから」 

などと聞き、器に抱くロマンの部分でも私は大きく影響されました。 

工房や窯、周囲の環境も小出さんの作品がここで作られているという確かな匂いがありました。 

全身全霊で備前焼に向き合われていたからこそ醸される雰囲気だったのだと思います。 

全く違う畑から陶芸の世界へ飛び込まれ、長い修行を経て、確かな力をつけられ、素晴らしい作品を生み出され、人気も得て、期待されていました。

まだまだ教わりたいことがたくさんありましたし、新作も見続けたかった。 

これからも、遺してくださった作品から学ばせていただきます。

 

ご冥福をお祈りいたします

 

伊藤貴志